【慰安所はまさに地獄の場所だった】
投稿者: dorawasabi5001 投稿日時: 2009/01/07 23:41 投稿番号: [20988 / 29399]
水木しげる著
★「本日の水木サン」より
戦争中の話だが、敵のいる前線に行くために、「ココボ」という船着場についた。ここから前線へ船が出るのだ。
そういうところには必ずピー屋がある。ピー屋というのは女郎屋のことである。(中略)
ピー屋の前に行ったが、何とゾロゾロと大勢並んでいる。日本のピーの前には百人くらい、ナワピー(沖縄出身)は九十人くらい、朝鮮ピーは八十人くらいだった。
これを一人の女性で処理するのだ。
僕はその長い行列を見て、一体いつできるのだろうと思った。一人三十分としてもとても今日中にできるとは思われない、軽く一週間くらいかかるはずだ。しかし兵隊はこの世の最期だろうと思ってはなれない、
しかし・・・・・いくらねばっても無駄なことだ。
僕は列から離れることにした。そして朝鮮ピーの家を観察したのだ。ちょうどそのとき朝鮮ピーはトイレがしたくなったのだろう、小屋から出てきた。
(彼女がナニカを排泄する様子の描写)
とてもこの世のこととは思えなかった。
【第一これから八十人くらいの兵隊をさばかねばならぬ。】
兵隊は精力ゼツリンだから大変なことだ。それはまさに「地獄の場所」だった。
兵隊だって地獄に行くわけだが、それ以上に地獄ではないか。と、トイレに行った朝鮮ピーを見て思った。
よく従軍慰安婦のバイショウのことが新聞に出たりしているが、あれは体験のない人にはわからないだろうが・・・・やはり「地獄」だったと思う。
だからバイショウはすべきだろうナ。
(*水木しげるの他の著作「水木しげる伝〜戦中編〜」によれば、
彼女たちはこの後、病院船でココポを離れたが、
【途中潜水艦にやられ、全員が死亡した】という。)
響
鏡子の服毒日記 - ココポの出来事から転載
http://dj19.blog86.fc2.com/blog-entry-167.html死亡者の名も不明のまま、闇に葬られてしまった【少女・女性たち】。
このような皇軍による悲惨な犠牲者達がいたことを、いつまでも記憶しておこう。
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