米国での慰安婦決議の採択について
投稿者: wadatumi_voice21 投稿日時: 2007/08/03 00:47 投稿番号: [18603 / 29399]
先日、米下院本会議で、日系3世のマイク・ホンダ議員が提出し、
下院議員168人が共同提案者に名を連ねた決議が採択された。
可決されたのは
日本への公式謝罪を求める決議だ。
その決議内容は
慰安婦の強制動員について、
「その残忍性・重大性において前例のない慰安婦制度」は、
「20世紀最大の人身売買事件の一つだ」と規定した。
なぜ、いまごろ
このような決議が
同盟国の議会で採択されるのか。
慰安婦に関する決議案は、これまでにも何度か提出されてきたが、
本会議への上程すら実現しないまま
ことごとく廃案になってきた。
しかし、今回は
まったく反対の声もないままに全会一致で採択された。
これには
先月、日本のヤスクニ派政治家やウヨ活動家などが
ワシントン・ポストに掲載した意見広告が決め手になったと言われる。
しかい、それだけではないと思う。
これまで
米国議会では見向きもされなかった慰安婦問題に関する決議が
何の抵抗もなく採択された背景には、ここ数年間のヤスクニ参拝強行や
それにつづく首相の慰安婦問題に関する発言、それによる近隣諸国との
外交の悪化などが、少なからず
結果となって
あらわれたものだと思う。
ラントス下院外交委員長は
「歴史を歪曲、否定し、被害者である慰安婦たちを非難するなど、
ばかげた主張を繰り返す日本の態度には強い不快感を覚える」
と語ったという。
内外の批判を無視して繰り返されたヤスクニへの首相公式参拝、
軍が関与した証拠はないなどという発言、そして今回の意見広告掲載。
今回の決議採択は、
まさに
近年のヤスクニ外交の「成果」というほかない。
首相がヤスクニ参拝を行なうことによる問題とは、
その核心は
けっして中国などとの外交問題ではない。
しかし、この行為が、日本国の基本姿勢を疑わせ、
外交に大きな影をおとすものであることは間違いない。
だから、何度も
言っているではないか。
血なまぐさい戦争や残虐行為、非人道的な行為などは
どこの国、どこの民族の歴史にも刻まれている。
したがって、
歴史上の行為自体が
国家の名誉を貶めるものではないのだ
と。
国家として「恥」をさらす行為とは、
過去の誤りを省みず、不遜にも自己弁護を繰り返すことであり、
民族の資質を疑わせる不名誉な行為とは、
歴史的事実に真摯に向き合わず、都合よく捻じ曲げようとすることだ
と。
理解できない人間には
いくら言っても
無駄なのだが。
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