南京虐殺はなぜ起きたのか⑭
投稿者: wadatumi_voice21 投稿日時: 2007/07/21 11:20 投稿番号: [18185 / 29399]
南京事件否定派は、被害者数を
できるだけ少なく見積もろうと必死になるが、
極端なものでは、市民の殺害は47人だけ(藤岡信勝「『南京大虐殺三十万』のウソ」)
などという
呆れるほかない主張まである。
しかし、当時の日本軍側の史料でさえも、日本兵の殺人や強姦の多さを証明している。
第十軍は、南京攻略直後に
きびすを返して杭州攻略にむかうことになった。
そのさい、第十軍参謀長は、12月20日付で次のような通牒を所属諸部隊に発している。
掠奪婦女暴行放火等ノ厳禁ニ関シテハ□次訓示セラレタル所ナルモ、本次南京
攻略ノ実績ニ徴スルニ婦女暴行ノミニテモ百余件ニ上ル忌ムベキ事態ヲ発生セル
ヲ以テ、重複ヲモ顧ミズ注意スル所アラントス
注意を繰り返しているにもかかわらず、同軍だけで
強姦が百余件も発生した、と述べているのだ。
南京攻略に際し、
一般市民への残虐行為が多発したという認識は、軍上層部にも存在していた。
翌38年8月に、武漢攻略戦のために第十一軍司令官として赴任した中将は
その回想録に次のように書いている。
上海に上陸して一、二日の間、先遣の参謀、中支那派遣軍特務部長、
杭州特務機関長等から聴取したところを総合すれば、次のとおりであった。
一、南京攻略時、数万の市民にたいする掠奪強姦等の大暴行があったことは
事実である。
一、第一線部隊は給養を名として俘虜を殺してしまう弊がある。
(「岡村寧次大将資料(上)」原書房、1970年)
数万の市民への“大暴行”があったことを、軍の高級幹部も認めざるを得なかった。
以上のように、一般市民への残虐行為には、加害者、第3者、被害者のそれぞれが
多数の証言や史料を残しているのだ。
市民の犠牲者がたったの47人以下だなどという暴論は、
日本人の見識を地に落とす、恥の上塗り行為というほかはない。
これは メッセージ 18184 (wadatumi_voice21 さん)への返信です.
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