【広島】久間氏辞任:「当然」憤りの声沸騰
投稿者: news_provider_ned 投稿日時: 2007/07/04 15:47 投稿番号: [17770 / 29399]
久間防衛相辞任:被爆者の神経逆なで
「当然」憤りの声、沸騰
/広島
7月4日13時2分配信 毎日新聞
◇参院選各陣営選挙戦を意識
原爆投下をめぐる発言で久間章生防衛相が辞任した3日、多くの広島市民や被爆者団体は「辞めるのは当然」と受け止めた。核廃絶への思いを踏みにじる不見識な発言だけに、憤りの声は収まらない。参院選に臨む各陣営からは、選挙戦を意識した反応が聞かれた。【宇城昇、下原知広、吉川雄策、井上梢】
◇「お粗末な発言、遅きに失した」−−原爆資料館元館長
被爆者で原爆資料館元館長の高橋昭博さん(75)は「辞任は遅きに失した。長崎出身にしてはお粗末な発言で、もっと早くに辞めるべきだった」と厳しい。「(久間氏は)当初は大した問題と考えていなかったのでは。参院選の日程は迫っており、辞めても辞めなくても影響は続くと思う」と語った。
韓国の原爆被害者を救援する市民の会の豊永恵三郎・広島支部長(71)は「辞めてしかるべきで、広島や長崎などの怒りの声がこたえたのだと思う。ただ、辞任ですべてが済む問題ではなく、米国に対する姿勢をどう示すかが問題。今回の問題を機に、米国に謝罪を求める決議を国会で採択すべきだ」と求めた。
原爆訴訟を支援する県民会議の渡辺力人事務局長(80)は「安倍首相の任命責任も厳しく問いたい」と憤る。原爆症認定問題では与党からも政治解決を目指す動きがあるが、「発言の根底には、原爆被害について実態と著しく乖(かい)離した主張を公然と続ける政府の姿勢がある。このようなことでは真の核兵器廃絶や被爆者救援にはならない」と政府を批判した。
◇「静観」「追及」−−反応さまざま
参院選の立候補予定者の陣営からはさまざまな声が上がった。
自民党現職で被爆体験のある溝手顕正・国家公安委員長(64)の事務所は「他党からの追及はあるかもしれないが、特段対応する予定はない」と静観の構え。
一方、民主党新人の佐藤公治氏(47)の事務所は「発言自体は言語同断。久間さんを守ろうとした安倍首相の政治的感覚に疑問。首相の政権運営には問題があると訴えたい」と話した。共産党新人の藤本聡志氏(52)の事務所は「久間さんの発言は許されない。候補予定者は被爆2世であり、街頭でも『被爆地ヒロシマは許さない』と訴えている。被爆国の閣僚としてふさわしくなく、今後も追及したい」と指摘。無所属新人の河野美代子氏(60)は「発言そのものが許せない。被爆者や遺族の心を傷つけた。久間さんが辞めれば終わりでなく、擁護した首相を忘れない。久間さんを辞めさせて何ごとも無かったという姿勢は許されないと思う」と話した。
また、無所属新人の吉長ゆい氏(48)の事務所は「久間さんの発言による影響はない。今後も街頭活動などを通じて浸透を図りたい」と語った。
◇広島市長、安倍内閣に猛省促す
「過去を記憶できない者はその過去を繰り返す運命を背負わされる」――。3日に広島市役所で会見した秋葉忠利市長は語気を強め、久間氏と安倍内閣に対して猛省を促した。
秋葉市長は「(安倍内閣は当初)広島や長崎の被爆体験が日本社会でどれほど大きな意味があるのかについて甘く見たのかもしれない」と指摘。小泉純一郎前首相が02年以降、毎年8月6日に実施していた被爆者との直接対話を断ったことを取り上げ、「(今後は)言葉だけの反省でなく、具体的な行動が必要。被爆者との直接対話を当たり前の話として実行する必要がある」とけん制した。
また、藤田雄山知事は「久間防衛相の発言は極めて遺憾で、被爆地の知事として厳重に抗議した。こうした被爆地をはじめとする全国の声を受けて判断されたものと思う」とコメントした。
◇「大臣として認識不足だ」−−ピースボランティア
平和記念公園(中区)で修学旅行生を案内していたヒロシマピースボランティアの主婦、藤本順子さん(62)=南区比治山本町=は「1年前から案内をするようになって勉強を始めたが、核が持っている怖さはきりがないほど勉強することがある。大臣として認識不足だった」と話した。公園内で原爆ドームの絵をスケッチしていた中区基町の女性(81)は「よくあんなに心ないことが言える。被爆直後に赤ちゃんの死体が転がっているのを今でも思い出すのに」と下を向いた。
◇ピースリンク抗議
中区本通の本通電停前ではピースリンク広島・呉・岩国のメンバー約10人が、発言への抗議と安倍内閣の退陣を求めてビラ配りをした。
7月4日朝刊
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070704-00000140-mailo-l34
7月4日13時2分配信 毎日新聞
◇参院選各陣営選挙戦を意識
原爆投下をめぐる発言で久間章生防衛相が辞任した3日、多くの広島市民や被爆者団体は「辞めるのは当然」と受け止めた。核廃絶への思いを踏みにじる不見識な発言だけに、憤りの声は収まらない。参院選に臨む各陣営からは、選挙戦を意識した反応が聞かれた。【宇城昇、下原知広、吉川雄策、井上梢】
◇「お粗末な発言、遅きに失した」−−原爆資料館元館長
被爆者で原爆資料館元館長の高橋昭博さん(75)は「辞任は遅きに失した。長崎出身にしてはお粗末な発言で、もっと早くに辞めるべきだった」と厳しい。「(久間氏は)当初は大した問題と考えていなかったのでは。参院選の日程は迫っており、辞めても辞めなくても影響は続くと思う」と語った。
韓国の原爆被害者を救援する市民の会の豊永恵三郎・広島支部長(71)は「辞めてしかるべきで、広島や長崎などの怒りの声がこたえたのだと思う。ただ、辞任ですべてが済む問題ではなく、米国に対する姿勢をどう示すかが問題。今回の問題を機に、米国に謝罪を求める決議を国会で採択すべきだ」と求めた。
原爆訴訟を支援する県民会議の渡辺力人事務局長(80)は「安倍首相の任命責任も厳しく問いたい」と憤る。原爆症認定問題では与党からも政治解決を目指す動きがあるが、「発言の根底には、原爆被害について実態と著しく乖(かい)離した主張を公然と続ける政府の姿勢がある。このようなことでは真の核兵器廃絶や被爆者救援にはならない」と政府を批判した。
◇「静観」「追及」−−反応さまざま
参院選の立候補予定者の陣営からはさまざまな声が上がった。
自民党現職で被爆体験のある溝手顕正・国家公安委員長(64)の事務所は「他党からの追及はあるかもしれないが、特段対応する予定はない」と静観の構え。
一方、民主党新人の佐藤公治氏(47)の事務所は「発言自体は言語同断。久間さんを守ろうとした安倍首相の政治的感覚に疑問。首相の政権運営には問題があると訴えたい」と話した。共産党新人の藤本聡志氏(52)の事務所は「久間さんの発言は許されない。候補予定者は被爆2世であり、街頭でも『被爆地ヒロシマは許さない』と訴えている。被爆国の閣僚としてふさわしくなく、今後も追及したい」と指摘。無所属新人の河野美代子氏(60)は「発言そのものが許せない。被爆者や遺族の心を傷つけた。久間さんが辞めれば終わりでなく、擁護した首相を忘れない。久間さんを辞めさせて何ごとも無かったという姿勢は許されないと思う」と話した。
また、無所属新人の吉長ゆい氏(48)の事務所は「久間さんの発言による影響はない。今後も街頭活動などを通じて浸透を図りたい」と語った。
◇広島市長、安倍内閣に猛省促す
「過去を記憶できない者はその過去を繰り返す運命を背負わされる」――。3日に広島市役所で会見した秋葉忠利市長は語気を強め、久間氏と安倍内閣に対して猛省を促した。
秋葉市長は「(安倍内閣は当初)広島や長崎の被爆体験が日本社会でどれほど大きな意味があるのかについて甘く見たのかもしれない」と指摘。小泉純一郎前首相が02年以降、毎年8月6日に実施していた被爆者との直接対話を断ったことを取り上げ、「(今後は)言葉だけの反省でなく、具体的な行動が必要。被爆者との直接対話を当たり前の話として実行する必要がある」とけん制した。
また、藤田雄山知事は「久間防衛相の発言は極めて遺憾で、被爆地の知事として厳重に抗議した。こうした被爆地をはじめとする全国の声を受けて判断されたものと思う」とコメントした。
◇「大臣として認識不足だ」−−ピースボランティア
平和記念公園(中区)で修学旅行生を案内していたヒロシマピースボランティアの主婦、藤本順子さん(62)=南区比治山本町=は「1年前から案内をするようになって勉強を始めたが、核が持っている怖さはきりがないほど勉強することがある。大臣として認識不足だった」と話した。公園内で原爆ドームの絵をスケッチしていた中区基町の女性(81)は「よくあんなに心ないことが言える。被爆直後に赤ちゃんの死体が転がっているのを今でも思い出すのに」と下を向いた。
◇ピースリンク抗議
中区本通の本通電停前ではピースリンク広島・呉・岩国のメンバー約10人が、発言への抗議と安倍内閣の退陣を求めてビラ配りをした。
7月4日朝刊
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070704-00000140-mailo-l34
これは メッセージ 17769 (news_provider_ned さん)への返信です.