Re: 南京大虐殺・従軍慰安婦強制連行は事実
投稿者: fifawoldcapxp 投稿日時: 2006/06/25 09:00 投稿番号: [12150 / 29399]
「戦争における人殺しの心理学(ちくま学芸文庫)」
グロスマンによれば銃撃戦で殺人が行われるのは、銃撃戦の最中ではなく、銃撃戦が終わって、敵が背中を向けて逃げ出した後だそうです。
昔から退却が一番難しいといわれていましたが、敵に背中を向けると顔が見えなくなるので、
殺人が行われやすいそうです(熊に遭遇した場合もそうですが)。もう1つ、追跡本能だそうです。背中を向けられると追跡する本能が刺激されるそうです。そういえば、サムエル紀下2章で、背中を向けて逃げるサウルの将軍アブネルを、警告を無視して追い続けて殺されたアサエルは、その典型かも。この本によれば、拉致や誘拐されたとき、犠牲者がフードをかぶせられると殺される確率が高くなるそうです。テロリストでさえ、顔を見ながら殺すのは抵抗があるのでしょう。
戦闘中の兵士とって、敵への憎しみや恐怖、あるいは戦争の大義は、敵への発砲の心理的要因にならないそうです。私たちは、憎しみや自分たちのイデオロギーの正しさによって、兵士は戦っていると想像しがちですが、多くの研究はちがう答えを出しているそうです。戦闘の心理的要因は、戦友への気遣い、指揮官への敬意、周囲からどう思われるかという集団の圧力と心理だそうです。そういうのがなくても、戦える兵士は全体の2%しかしないそうです(彼らのことを攻撃的精神病質者というそうです)。そうするとハリウッド映画の主人公の90%は、攻撃的精神病質者ということになりますか。ランボーとか。
グロスマンは虐殺行為の心理について、まさに集団の圧力が悪用されたときに起こると書いています。
指揮官の中には、集団の結束力を強くするため、部下に虐殺を強制する例もあるそうです。
グロスマンは虐殺に参加した兵士たちが、いかに大きな心理的代償を支払わなければいけないか、
虐殺が味方の結束力だけでなく、敵の結束力まで強くしてしまい双方の損害が大きくなってしまうことなどを実例を上げて説明しています。
これは メッセージ 1 (yuukouheiwa さん)への返信です.
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