台湾人の意思
投稿者: kharada60 投稿日時: 2004/03/04 00:17 投稿番号: [931 / 3072]
100万人の人間の鎖イベントは参加者が150万人から200万人を突破したとか色々な説があるが、いずれにせよ100万人を突破したことは事実のようだ。
しかしアンケートでは民進党と親中国の連宋グループの支持率は伯仲しており、将に先は読めない。
けれども100万人以上が自発的にあのようなイベントに参加するという事実は、台湾に民主の基盤が定着したことを示している。現に台湾で指導者になろうと思えば、今は暴力や秘密警察を使っても不可能で、選挙という洗礼が不可欠になった。だから強引な手段を使うにもメディア操作や票をお金で買うぐらいしか手段は無い。
もちろん選挙の買収はよくないが、最悪でも買収という利益を与える方法でないと恐怖政治では民心を操縦できないという状態になったことを意味する。だから今更簡単に戒厳令国家に逆戻りすることは不可能となった。
すでに台湾人は戒厳令政治は拒否するという意思を明確にした。どちらの陣営が当選するにせよ、あとはうまく政治と経済のバランスをとることを求められる。
民主主義とは独裁政治と異なり手続きが面倒で時間がかかる。それを維持するには忍耐を要する。しかし特定の特権者が独裁すると決定スピードは速くなるが、独裁者やそのグループも盛者必衰で寿命が来て倒れたときには残酷なほどに厳しい報復合戦となる。
民衆を抑圧することにより社会的な人材が育たず、腐敗した社会になり社会全体の不利益は甚大となる。ゆえに民主主義のほうが社会全体への利益を確保するには適している。ただし独裁後の民主主義はその反動で性急に政治家に見返りの利益を求める傾向が強い。
しかし100万人の人間の鎖イベントを見ると、100万人以上が無償で自発的に参加したということで、社会に対する健全な権利と義務という意識が台湾人にあることを示している。
これは メッセージ 921 (miniiwa さん)への返信です.
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