日本の光

Yahoo! Japan 掲示板トピックビューアー

[ << 最初のページ | < 前のページ | メッセージリスト | 掲示板表示 | [ メッセージ # ] | 次のページ > | 最後のページ >> ]

日本の留学制度

投稿者: thirteen_satan 投稿日時: 2008/05/05 20:13 投稿番号: [278 / 1344]
留学事情◆日本の制度と人々に感謝

  日本は外国人の待遇面において後進国で、国際基準を満たしていないという批判を日本の内外でしばしば聞く。実態はどうか。
  ロシアとイスラエルの二重国籍を持つ私は、94年から98年まで福岡の私立大学に学部生として留学し、98年からの2年間は東京にある国立大学修士課程に在学した。その後就職したが、アカデミックの世界が恋しく、ロンドンの某有名大学博士課程に入学した。つまり東西2つの島国で10年間にわたって留学生活を行ってきたわけである。
  ところで、私の性格なのか人間一般の特質なのか分からないが、私は他人に対し常に不満を持っている。だから、日本の二つの大学にいたときも、アルバイトをしながら他国で勉強をしている自分には優しく親切な対応を求めた。
安い住宅の紹介、より多額の奨学金がなければ、我々外国人留学生の苦労は報われないと、いつも怒っていた。
  でも、いま振り返ると、たとえ小額でも、大学などから毎月、複数の奨学金をもらい、うち2年間は生活するに十分な奨学金を受けることもできた。私大では通常学費の7割で済み、国立大学でも入学費は半額だった。東京では大学の紹介で社宅に住まわせてもらったため、家賃はただ同然だった。困ったことがあると、留学生担当者は親身になって悩みを聞き、援助を惜しまなかった。
  だが、英国では、事情がまるで違った。留学生担当の窓口は存在せず、学費も欧州連合(EU)国籍者以外は、自国籍の学生に比べ2倍から4倍も高い。
相談窓口が無い代わり、留学生を送ってくる外国の大学や将来留学してくるかもしれない人々との接触をめざす部署は設けられている。要するに留学生は収入源なのだ。学生寮も大学にとっては貴重な収入源だから、居住環境が民間住宅より悪くても高家賃の場合もある。
  困り果てて、大学職員に相談に出向いても、文句があるなら、国に帰ったらいいと言われるのがオチだ。
  英国は世界中から留学生が押し寄せて来るせいか、滞在を続けるにも手続きが煩雑で時間がかかり、出費もかさむ。調べてみたが、日本にある国費留学制度のようなものはなかった。
  世の中の事象は、すべて比較した時に分かる。私は文明大国の英国に留学して初めて、日本の留学制度の素晴らしさを知った。今は心から感謝しています。
  ブフ・アレクサンダー法政大学招聘研究員、朝日新聞 2005/02/19
[ << 最初のページ | < 前のページ | メッセージリスト | 掲示板表示 | [ メッセージ # ] | 次のページ > | 最後のページ >> ]

Yahoo! Japan 掲示板 アーカイヴ

[検索ページ] (中東) (東亜) (捕鯨 / 捕鯨詳細)