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全倭猿必読!(強制)

投稿者: great_daehan_minguk 投稿日時: 2008/03/04 18:58 投稿番号: [92573 / 230347]
<日本はドイツを模範とせよ⑧>
さて過去60年間にドイツ人は、多額の費用と時間、エネルギーを投入して、過去との対決を行ってきました。その中心にあったのは、道義的な責任感です。同時に、彼らは、ヨーロッパの中心に位置する貿易立国であるため、周りの国々との関係を改善するためには、歴史問題を放置しておくことはできなかったのです。
ドイツでは、雇用の3分の1が貿易に依存しています。
私は、ドイツ人の過去との対決の努力には、彼らの国民性の一つである、合理的精神も表われていると思います。ドイツ人は、物事に白黒をつけることを好み、日本人ほど強く感情に左右されません。彼らは、「英霊が犠牲となってくれたから、今日のドイツがある」などとは考えず、自国が犯した罪は罪であると認める傾向が強いのです。
私は16年前からドイツに住んでいます。ドイツで暮らしてみるとわかりますが、ドイツ人は日常生活の中では、なかなか自分の非を認めようとせず、謝ることが日本人よりも少ない民族です。暮らしの中ではすぐ謝る、私たち日本人とは正反対と言えるかもしれません。しかしこと歴史問題については、ドイツ人は積極的に謝っています。
その背景には、まず道義的な責任感があります。さらに、謝罪が国益につながるという、論理的で冷静な判断もあったと思います。つまり、謝罪を通じて周りの国々の信頼を得ることによって、長期的にドイツの国益を守るという、戦略的な考え方もあったと思われます。
さらに、遺族会や戦友会には、政治的な影響力はほとんどありません。ドイツ人はヨーロッパでも、最も個人主義的な性格が強い民族です。このことも、ドイツ人が過去に犯した罪を、きっぱりと糾弾する上では重要な要素になっています。日本とは異なり、家族や組織、集団のしがらみが比較的少ない社会なのです。
ただし、極右の躍進や反ユダヤ感情の高まりなど、課題は多く残っており、過去との対決はまだ終わっていません。特に、「ドイツ人被害者論」が高まり、迫害の体験者が少なくなっていく中、過去の対決についての関心をどう維持するかは、大きな課題です。
過去との対決を語る上で、重要なドイツ語の言葉に、「Erinnerungskultur」(エアインネルングス・クルトゥーア)という概念があります。直訳すれば「思い起こす文化」ということになりますが、具体的にはナチスが犯した罪や、個々の虐殺事件、ドイツ人の責任を思い出し、心に刻む習慣、社会のありかたを意味しています。
意訳すれば、「過去を水に流さない文化」と呼ぶこともできます。
私はほとんどのドイツ人の間には、この「過去を水に流さない文化」が根づいていると思います。
そして、ナチズムを憎み、被害者を思う態度が、ドイツ人のアイデンティティーの一つになっていると言っても、過言ではないと思います。
ベトナムや、ルワンダ、ボスニア、イラクの例に表われているように、第二次世界大戦が終わってからも、「人間が人間に対して狼になる」虐殺事件や拷問など人権侵害は、後を絶ちません。アメリカでは、同時多発テロのような事件を防ぐためには、テロリストと思われる容疑者を拷問にかけることも許されるべきだという意見すら、出始めています。
これに対し、ドイツや欧州連合がアメリカのグアンタナモ収容所を強く批判し、対テロ戦争でも人権の尊重を求めている背景にも、60年前のナチスの犯罪に対する反省があるのです。
さらに、欧州憲法の草案の中にも、「人間の尊厳は不可侵である」という言葉があります。これは、ドイツの憲法であります基本法にも使われている言葉で、背景にはナチスの犯罪に対する反省があります。この憲法草案は、フランスとオランダにおける国民投票で否決されましたが、私は長期的に見れば何らかの形で採用されると考えています。
その意味でナチスの犯罪は、ドイツだけに限らず、全ての人間に対し、今もなお重い問いを投げかけていると思います。
若い世代は、前の世代が犯した罪について責任はありません。しかし、若い世代も、歴史から抜け出すことはできません。彼らは、なぜ他の国から批判されるのかについて、理由を知る必要があります。
前の世代が犯した罪を忘れずに記憶することは、全ての人間にとって、未来へ向けての義務の一つなのではないでしょうか。
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