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では私も敬意を込めて

投稿者: qapla_jup 投稿日時: 2007/12/25 01:21 投稿番号: [80547 / 230347]
  レスありがとうございます。
  民族主義という物は一種の妄想に過ぎないと、私は思っています。まず生き延びる事、家族やわが子が笑顔で、他人に理不尽に蹂躙されず、真面目に働けば能力に応じて、ではありますが、正当に報われる社会体制こそが正しいのだ、と。民族・宗教・イデオロギー・地縁・血縁等、社会を形づくるものは幾つかありますが、それは後づけでも何とでもなる。まず一人の人間としては、そこに力点を置きたいのです。とはいえ民主党の「生活が一番!」は大キライですし、各人のエゴの制御の為には社会契約が必要でしょう。「民族主義」は、その社会を維持する糊の一つに過ぎません。
  あなたは国際人を名乗られながら、民族にこだわられる(苦笑、ごめんないさい)。私も各自の多様性を認める世界であって欲しいと願っています。しかし、現状ではナショナリズム(というより、正確にはパトリオティズム)を手放しては、結局人は拠り所を失うのではないでしょうか?だからこそあなたがたは、自らのアイデンティティを守る為、我々の逆鱗に触れる様な事を言い、我々も応酬する。意外と我々は、精神的な意味で、その辺は似通っているのではないでしょうか?
  失礼ながら、朝鮮民族(前にも断りましたが、差別的意図はありません)の方々は、現在の国家体制に『人格』を持たせて、且つそれを過去に遡って適用する傾向があるのかな、と私は思っています。あなたがたの苦難の歴史を認めないのではありません。もっとも日本人の側は、島国という特殊な状況で長年比較的平和に過ごしてきた事が当たり前だと思っているのでしょうね。
  「恨」の概念は、それなりに分かっているつもりです。ですが、あなたがたの恨は死んだらおしまい、負けです。むしろ生き延びる為の怒り・不当な境遇に対する悔しさの感情なのではないでしょうか?その感情は時に、自分を誤魔化し、現実から目を背けさせはしませんか?
  日本人の側の「怨み」は、相手が死んでも消えてくれません。むしろ、生者の世界を超越したところから、我々を襲います。良心の呵責が我々を苛むのです。その点では、日本人は朝鮮民族の方々よりも、はるかに臆病です。「恨」が生きる為のエネルギーを再生産する為の手段なら、「怨み」の方は、日本人が他者との協調を生む鍵です。
  ここは絶対にあなたと意見が合わないでしょうが、日韓併合のいけなかったところは、同化が上手く行き過ぎた事と信じています。でも日本は戦争に負け、あなたがたは独立の好機に直面した。それがいけないとは言いません。自主独立出来るに越した事はない、それは一時主権を失った日本も同じです。
  あなたがたが国を興すに当たり、その拠り所となったのが、李王家ではなく民族主義だった事を一度考えてみて下さい。そうならざるをえない必然性があったのだ、と私は思っているのです。その部分は理解出来ますが、それを、ずーっと続けるおつもりですか?他者への寛容と理解を示して頂く訳には?こだわりもおありでしょうから、別に日本に対しては最後でも構いませんけど…。
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