朝鮮のことわざ(その3)
投稿者: allyofjustice007 投稿日時: 2007/11/17 09:56 投稿番号: [75303 / 230347]
「喉が捕盗庁(ポドチョン)」
捕盗庁は李朝時代に盗賊を取り締まった、いわば今日の警視庁という所か。
喉を満たす、つまり腹を満たすための犯罪は避けることができない。
「他人の餅で正月を送る」
貧しくて他人から餅をもらって正月を送る。つまり他人の力を借りて物事を
成すことを言う。
「一晩寝たら恨みもなく、一夜明けたら恩もない」
一晩経つと恩も恨みも忘れ去ってしまう。人心の頼りなさを言う。
大恩を忘れて何時までも恨み続ける人もいる。
「病(やまい)を与えて薬やる」
初めにひどい目にあわせておきながら、後に恩着せがましく救いの手を
述べてやること。
「ソウルは恐ろしいと、南太嶺から這う」
南太嶺はソウル南方三里にある地名。ソウルは生き馬の目を抜く怖い
所と聞かされて、遥か南太嶺からそろそろ這って行く。
人の言葉を聞いて度を過ぎて恐がること。
「両班(ヤンパン)は水に溺れても、犬掻きはせず」
朝鮮の支配階級であるヤンパンは、プライドが極めて高い。
「両班は凍え死んでも焚き火にあたらず」とも言う。
日本のことわざ、「武士は食わねど高楊枝」とはニュアンスが
違います。武士は日本古式泳法ですが、両班は犬掻きですか。
「橋の下から員(ウオン)を叱る」
員(ウオン)とは李朝時代の地方の長で、絶大な権力を持っていた。
面と向かって罵る勇気はなく、陰に回って悪口をたたくことを言う。
「悪い風は水口門(スグムン)から入って来る」
悪い風を不浄門である水口門のせいにするように、責任を他に転嫁する
ことを言う。
「時調(シジョ)を歌えと言うと、踵が痛いと言う」
時調は朝鮮の定型詩。何かさせようとすると、何やかやととんでもない
口実を設けて避けようとする。
「乞食は同行せず」
乞食二人が同行すると、貰いが少なくなるので同行しない。同じ能力や
目的を持つ者が、行動を同じくすれば、共に目的を果たし難いことを言う。
「両雄並び立たず」と同義か。
「同じ値段なら、ピンクのチマ」
チマは朝鮮の女性のはく民族衣装のスカートであり、若い女性はピンク色の
それを好む。飲み屋などで同じ酌をしてもらうならば、若いほうが良いと
言う意味で用いる。
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