硫黄島が戦後の日本を有利にした。
投稿者: bakamarudashi54 投稿日時: 2007/08/15 00:58 投稿番号: [64041 / 230347]
鬼才
、小室直樹氏の日米安保条約の分析が極めて面白いので紹介します。
「硫黄島栗林忠道大将の教訓」からです。
硫黄島の戦闘で日本軍があまりにも強いのを見てアメリカはこんな強敵と
戦争をするのはもうごめんだと考えた。アメリカはついに本土に上陸しなかった。九州に侵攻する計画もあったのだが、こんなに小さな硫黄島で
3万人近い戦死者、戦傷者を出したのだから内地に侵攻したら少なくとも
260万人は殺されるだろうとアメリカは計算した。
原爆を落とさざるをえないほどの恐怖をアメリカに与えた硫黄島戦闘の
お陰で戦後の日本は米軍をほとんど無償で使うことができるようになった。
一言で言うなら敗戦国にして戦勝国を傭兵にしたのが、日本に有利な
日米安全保障条約である。
アメリカはこの条約で日本に対して実質的に無限大の義務を負うことに
なった。敗戦国にとってこれほど一方的に有利な条約は歴史上類を見ない。
またアメリカにより与えられた憲法9条は戦争放棄を謳っている。
これは逆にアメリカに対して出兵を拒否する事の口実となっている。
朝鮮戦争然り、湾岸戦争然りである。
しかも日本にとって日米安全保障条約ほど経済的に有利な条約はなく
アメリカにとってこれほど不利な条約はない。
何もしなくても一方的にアメリカが日本を守ってくれる。
多額の軍事費を捻出する心配もなくそれで高度経済成長も可能になった。
なぜこのような有利な安保条約が可能になったかといえば、結局は
硫黄島の激烈なる戦いである。
あれほど劣悪な条件下で信じられないほどの強さを見せた日本軍と
戦争するくらいなら、どんなに税金を払おうとそのほうがまだましだと
アメリカ人が心から思ったからだ。
イラクでは自衛隊は出兵したが一番安全なところへ駐留した。
もし自衛隊が実戦体験を得たら、硫黄島守備隊のような強い兵隊に
なるに違いない。そんなことならアメリカが犠牲をはらっても安全なところ
に置いたほうがましだと思ったからだ。
アメリカは硫黄島で日本軍の強さを身に染みて感じた。これほど強い兵隊
をもう2度と作らせてはならない。同盟国でありながら、自衛隊が米軍を
少しも助けられなくてもしかたないと思っている。アメリカが助けてもらったら本当に強いあの日本軍の復活になってしまうからだ。
これは メッセージ 64034 (blue_max_2002jp さん)への返信です.
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