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「イムジン河」の謎

投稿者: jingoistic_philanthropist 投稿日時: 2007/05/19 16:17 投稿番号: [56220 / 230347]
  南北統一のテーマソングのように扱われている「イムジン河」ですが、よく分からないことがたくさんあります。

(1)メロディーに朝鮮の風味が感じられない
  たとえば「アリラン」を想起してもらえればわかると思いますが、朝鮮らしいメロディーには独特のフニャフニャした唄い回しがつきものなのに、「イムジン河」にはそのようなテイストは感じられません。

(2)楽曲の履歴が不明
  松山孟以降の経緯はやたら詳しく紹介されていますが、松山に至るまでの経緯については、「朝鮮学校生との交流の中で」といったことが漠然と語られるのみです。作詩も作曲も個人(朴世泳・高宗漢)に帰されているのですから、成立の経緯や発表年くらいの情報はあってよさそうなものですが。

(3)作者(とされる人物)の情報が欠乏
  南北統一のテーマソング的な扱いをされている「イムジン河」ですから、あの民族の特性からして、作者が英雄扱いされても不思議ではないのですが、極めて乏しい情報しか与えられていないのが実情です。特に作曲者とされている高宗漢については生没年の情報さえ見つかりませんでした。

(4)フォークル・バージョン以外の唄われ方が無い
  映画「パッチギ」でもそうですし、朝鮮学校の様子を紹介したドキュメンタリーなどでもそうですが、皆一様にフォーククルセーダースのバージョンです。朝鮮人の手によるオリジナル・バージョンがあるなら、少なくとも朝鮮学校ではそちらが優先されるはずです。


  以上から、松山孟以前に「イムジン河」のオリジナル・バージョンが成立していたと考えることには無理があります。

  こんなことを書くと、「ボクのお爺さんは、昭和30年頃に朝鮮学校で唄っていた」というような「証言」がたくさんでてくるかもしれませんが。
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