Re: 日本人は漢字を捨てませんよ
投稿者: n_o_i_s_e_m_a_n 投稿日時: 2007/03/21 16:37 投稿番号: [50346 / 230347]
>夏については、「伝説」というのが多いが、「実在したと考えられる」というのもありました。今のところ、言い伝えはあっても、存在した証拠はないようですね。
いちおう私が述べたのは発掘された「二里頭文化」についてです。
時代区分を分かりやすくするつもりで「夏時代」とつけ加えただけで「夏時代が実在したか」どうかは「二里頭文化が実在する」ことをなんら否定しません。
>殷時代の甲骨文字は漢字の一形態ととらえられていますね。当然文化が発達していく中で、文字も発達すると思いますが、爆発的というのは分かりません(そう表記したmの歯有りませんでした)。
そうですね。私の見たいくつかの資料でも「爆発的」という表記はありません。
ただこれは(文字に関連する)「発掘された資料」や文字数が飛躍的に多くなり内容も多彩だという意味です。
>今から2600年前と思われるのですが。
それで「黄河文明に近い」と言われたわけですね。
確かに「漢字に相当する文字で文を構成したもの」と考えるとそうかもしれませんね。
ただ、「漢字のルーツとなる文字」は「さらに古い文化や種族の神話」と密接に結びついています。
例えば長江の「工」という文字ですが、「大字解」で調べるとこれは「二」と「|」を重ねた文字であり、「二」は「上線は天を表し、下線は地を表す」とあり「工」で「天と地と人」とありますが、長江流域の部族に伝わる「太古の渾沌とした世界を盤古という巨人が天と地に分かち支えた」という「盤古神話」を踏まえて見ると、この文字の成り立ちはまさに「盤古そのもの」を表していると考えることが出来ます。
また、「古」は「十」と「口」ですが、これは「口伝」を「十」すなわち「たくさん」の世代に渡って「語り継ぐ」ということであるように、「単純な意味や音を持つ複数のパーツ」を「ユニットに組み上げる」ことで成立しており、どんな複雑な漢字もバラバラにしてしまえば「+」「□」といった単純な記号でしかなくこれらの発祥は「2600年前」どころか「8000年以上前」まで遡れるかもしれません。
>仰詔文化のもの見ましたが、複雑な記号の羅列は無かったです。何か示せますか?
ご指摘ありがとうございます。
創元社の「中国文明史図説1 先史(文明の胎動)」のP203「漢字の起源を探る」によると、
「仰詔文化や馬家窯文化では多数の記号を含んだ土器が出土している。いくつかのパターンに分けられるものの種類は多い。」ということですが、続いて「しかし1つの土器に1点が見られるだけである」とありますね。
ただ、P126には仰詔文化半波型土器の「刻書記号」が列挙されていますが、どれも見ただけで川や魚や作物を表しているのが分かるような「象形文字そのものの記号」であり、この時代に「漢字のパーツはほぼ出来つつある」と言えると思います。
形成過程としては「象形文字」→「表音文字」と増えていってさらに「観念的な表意文字」となるそうですが。
(ちなみに「仰詔」「半波」などの文化の名前はこの掲示板ではUNICODEが使えずエラーとなるので当て字を使っています。)
いちおう私が述べたのは発掘された「二里頭文化」についてです。
時代区分を分かりやすくするつもりで「夏時代」とつけ加えただけで「夏時代が実在したか」どうかは「二里頭文化が実在する」ことをなんら否定しません。
>殷時代の甲骨文字は漢字の一形態ととらえられていますね。当然文化が発達していく中で、文字も発達すると思いますが、爆発的というのは分かりません(そう表記したmの歯有りませんでした)。
そうですね。私の見たいくつかの資料でも「爆発的」という表記はありません。
ただこれは(文字に関連する)「発掘された資料」や文字数が飛躍的に多くなり内容も多彩だという意味です。
>今から2600年前と思われるのですが。
それで「黄河文明に近い」と言われたわけですね。
確かに「漢字に相当する文字で文を構成したもの」と考えるとそうかもしれませんね。
ただ、「漢字のルーツとなる文字」は「さらに古い文化や種族の神話」と密接に結びついています。
例えば長江の「工」という文字ですが、「大字解」で調べるとこれは「二」と「|」を重ねた文字であり、「二」は「上線は天を表し、下線は地を表す」とあり「工」で「天と地と人」とありますが、長江流域の部族に伝わる「太古の渾沌とした世界を盤古という巨人が天と地に分かち支えた」という「盤古神話」を踏まえて見ると、この文字の成り立ちはまさに「盤古そのもの」を表していると考えることが出来ます。
また、「古」は「十」と「口」ですが、これは「口伝」を「十」すなわち「たくさん」の世代に渡って「語り継ぐ」ということであるように、「単純な意味や音を持つ複数のパーツ」を「ユニットに組み上げる」ことで成立しており、どんな複雑な漢字もバラバラにしてしまえば「+」「□」といった単純な記号でしかなくこれらの発祥は「2600年前」どころか「8000年以上前」まで遡れるかもしれません。
>仰詔文化のもの見ましたが、複雑な記号の羅列は無かったです。何か示せますか?
ご指摘ありがとうございます。
創元社の「中国文明史図説1 先史(文明の胎動)」のP203「漢字の起源を探る」によると、
「仰詔文化や馬家窯文化では多数の記号を含んだ土器が出土している。いくつかのパターンに分けられるものの種類は多い。」ということですが、続いて「しかし1つの土器に1点が見られるだけである」とありますね。
ただ、P126には仰詔文化半波型土器の「刻書記号」が列挙されていますが、どれも見ただけで川や魚や作物を表しているのが分かるような「象形文字そのものの記号」であり、この時代に「漢字のパーツはほぼ出来つつある」と言えると思います。
形成過程としては「象形文字」→「表音文字」と増えていってさらに「観念的な表意文字」となるそうですが。
(ちなみに「仰詔」「半波」などの文化の名前はこの掲示板ではUNICODEが使えずエラーとなるので当て字を使っています。)
これは メッセージ 50332 (fumittiposupemomo さん)への返信です.
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