>特派員メモ ソウル
投稿者: netcitizenmaster 投稿日時: 2003/10/10 02:06 投稿番号: [3737 / 230347]
>終戦時に朝鮮に戻らなかったのでしょう。
私の見聞した限りで、お答えしましょう。
戦争の終結を迎えた時、何を自分の心の拠り所にするか、それは戦争を生き抜いた人にとって実に様々だったのです。
ある者は民族の復興を願い、ある者は故郷の家族を想い帰国し、ある者は今ある自分の生活の安定を望んだことでしょう。
言い換えれば、どこに生きる場を設けたか、何を大切にしたいか、それらが日本にとどまるか帰国するかの判断基準だったのでしょう。
戦争が終わったから自分の国に帰国する、そういう単純なものではありません。
また、周知の通り、日本軍には韓民族の兵員もいたわけで、遺族がその行方を捜すなどの理由で日本に来日したり、留まったりした例もあります。
実のところ、私の親もそうでした。
加えて、戻る国が発足するまで約2年の月日のタイムラグがありました。
終戦直後では、日本と韓国/朝鮮には明確な国家の境というのは無かったのです。
ただ、日本帝国が滅びた、それだけでしたから。
しかしながら、この点については一つだけ誤解のないように補足したいことがあります。
韓国人/朝鮮人が日本に留まったからといって必ずしもすぐに楽になれた、そういうものではないということです。
一連の問題は、少なくとも日韓協約ができる頃ぐらいまでの間は、様々な問題を引き起こしました。
現在の在日1世・2世ぐらいの世代までは、この時期を生き抜いた体験がありますし、当時の日本の対応について不満に感じた人もやはりいたのです。
外国人登録の制度や、外国人に対する人権問題についての諸問題が平和的なレベルにまで解決するには、長い時間がかかってますよね?
もっとも、日本人の基本的人権についても、1946-1970ぐらいの時期を考えれば十分とはいえませんでしたから、外国人の人権問題まで対応するのは困難だったろうことは想像できますので、冷静に考えるなら日本人の誠意を疑うものではないのですね。
いいかわるいかの議論でなく、こういった事実があったという事だけ認識していればいいようにおもいますね。
ただ、こういう在日固有の話を今のソウルの韓国人が理解できるかというと、それもまた難しいのではないでしょうか。
>逃げる人って、どういった人だったので
中国も第二次大戦後、日本に協力的だった中国人が、同胞の復讐に逢い国外ににげるようなケースというのがありましたよね?
これは朝鮮・韓国の場合でも同様なのです。
戦前の日帝時代においても、朝鮮人/韓国人の中で日本に関わりの深い者はやはり、同胞の復讐に追われたのです。
加えて、民主主義・共産主義という思想的対立がそれに輪をかけた面があり、狩る側の反日という考え方に相違があったことから、民族の内部的対立が加速されました。
現在のイラク情勢などにも、こういったことが見られているはずですよ。
それと同じように考えてもいいかと思います。
私の見聞した限りで、お答えしましょう。
戦争の終結を迎えた時、何を自分の心の拠り所にするか、それは戦争を生き抜いた人にとって実に様々だったのです。
ある者は民族の復興を願い、ある者は故郷の家族を想い帰国し、ある者は今ある自分の生活の安定を望んだことでしょう。
言い換えれば、どこに生きる場を設けたか、何を大切にしたいか、それらが日本にとどまるか帰国するかの判断基準だったのでしょう。
戦争が終わったから自分の国に帰国する、そういう単純なものではありません。
また、周知の通り、日本軍には韓民族の兵員もいたわけで、遺族がその行方を捜すなどの理由で日本に来日したり、留まったりした例もあります。
実のところ、私の親もそうでした。
加えて、戻る国が発足するまで約2年の月日のタイムラグがありました。
終戦直後では、日本と韓国/朝鮮には明確な国家の境というのは無かったのです。
ただ、日本帝国が滅びた、それだけでしたから。
しかしながら、この点については一つだけ誤解のないように補足したいことがあります。
韓国人/朝鮮人が日本に留まったからといって必ずしもすぐに楽になれた、そういうものではないということです。
一連の問題は、少なくとも日韓協約ができる頃ぐらいまでの間は、様々な問題を引き起こしました。
現在の在日1世・2世ぐらいの世代までは、この時期を生き抜いた体験がありますし、当時の日本の対応について不満に感じた人もやはりいたのです。
外国人登録の制度や、外国人に対する人権問題についての諸問題が平和的なレベルにまで解決するには、長い時間がかかってますよね?
もっとも、日本人の基本的人権についても、1946-1970ぐらいの時期を考えれば十分とはいえませんでしたから、外国人の人権問題まで対応するのは困難だったろうことは想像できますので、冷静に考えるなら日本人の誠意を疑うものではないのですね。
いいかわるいかの議論でなく、こういった事実があったという事だけ認識していればいいようにおもいますね。
ただ、こういう在日固有の話を今のソウルの韓国人が理解できるかというと、それもまた難しいのではないでしょうか。
>逃げる人って、どういった人だったので
中国も第二次大戦後、日本に協力的だった中国人が、同胞の復讐に逢い国外ににげるようなケースというのがありましたよね?
これは朝鮮・韓国の場合でも同様なのです。
戦前の日帝時代においても、朝鮮人/韓国人の中で日本に関わりの深い者はやはり、同胞の復讐に追われたのです。
加えて、民主主義・共産主義という思想的対立がそれに輪をかけた面があり、狩る側の反日という考え方に相違があったことから、民族の内部的対立が加速されました。
現在のイラク情勢などにも、こういったことが見られているはずですよ。
それと同じように考えてもいいかと思います。
これは メッセージ 3736 (sonoba_kagiri さん)への返信です.
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