正しい歴史認識は孤立を防ぐ
投稿者: kim_taek_joo 投稿日時: 2006/05/25 06:20 投稿番号: [24586 / 230347]
日本の政府・与党の一部には「教科書は国内問題だ。韓国、中国などは内政干渉している」という反論があるが、独りよがりにならず、現実を直視し、次の世代の将来を見据えた大局的視点から対処すべきである。日本の歴史教科書問題は、日本の戦争責任にかかわる国際問題という側面がある。また、西洋に伍する文明圏として復権しつつあるアジアの一員として復帰し、過去・現在・未来にわたる歴史を共有できるかどうかという政治的、道徳的選択にも関わる。戦争責任と固有の文化・伝統を混同した異質な歴史観を引きずったまま、アジアの諸国家、諸民族と共生するのは難しかろう。
ドイツと日本の本質的違いは、日本(一部の勢力)が、過去の戦争責任への反省を「自虐的」と拒否しようとしていることである。そうして隣人の声に耳を傾けようとせず、「反日」の火種を自ら抱え続け、アジアといつまでも和解できず、孤立感からの恐怖から米国依存に傾斜するのも一つの選択であるのかもしれない。
だが、先の太平洋戦争を「白人支配からアジアを解放する聖戦=大東亜戦争」ととらえ、極東裁判=東京裁判を否定する歴史認識は、パールハーバーを忘れない米国との間でもいずれ軋轢を生じさせる可能性がある。米政府はすでに制裁までちらつかせながら牛肉輸入再開を迫っているが、歴史認識問題が、米貿易赤字の拡大とともに厳しさを増している通商圧力とあいまって対日批判を噴出させる新たな火種になりかねないことも今から念頭に置いておく必要がある。
これは メッセージ 1 (the_rich_and_smooth さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/1143582/ffckdca4h4z9qa4n5doc0a4n9adbel_1/24586.html