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『太陽の季節』はわずか二晩で書かれた。

投稿者: i_am_not_ill 投稿日時: 2010/11/14 11:03 投稿番号: [179675 / 230347]
一瞬目を疑ったが、どうも本当らしい。
水嶋ヒロがマシにみえてくるから不思議だ。
突飛なことを言って注目を集めるという手法は当時からのものということが判明。
多分、「勃起した陰茎を外から障子に突き立てた」というフレーズがなければ、芥川賞受賞もなかっただろう。フレーズを重視するという成功体験から脱却するのは難しいわな。   (大笑)

http://www.sensenfukoku.net/novel/novelm.html
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「わずか二晩で書かれた『太陽の季節』」

  『太陽の季節』はわずか二晩で書かれた。
  そしてその後、校正を兼ねて念入りに3日かけて清書がなされ、計5日間で完成した。
  石原は『文学界』に原稿を送ろうと思っていたが、多くの応募原稿が集まることを予想し、その中で目を惹かせるために小さな試みを行った。作品の冒頭にボーヴォワールのサドの評論の中から作品内容にそぐう一文を抜き出し、エピグラフとして付けたのである。
  石原自身は『太陽の季節』について、
「裕次郎から聞かされた時、そのえげつなさに感心した話を基に据えた、若い男と女の逆説的な愛の物語であった」と書き記している。

「社会的事件、弱冠23歳で芥川賞受賞」

  そして事件は次第にその姿を見せ始めた。 1955年(昭和30年)石原は一橋大学在学中に『太陽の季節』で第1回「文学界新人賞」を受賞。同年12月にはかねてからの恋人であった石田由美子と結婚。そして翌年、『太陽の季節』で第34回「芥川賞」を受賞。

  これは社会的事件であった。
  弱冠23歳の学生作家が時代を先取りし、戦後新世代の風俗やモラルの提示を行ったのである。作中の一文、「勃起した陰茎を外から障子に突き立てた」が象徴する過激な性描写が、賛否両論の論議を巻き起こし、「太陽族」なる若者を出現させ、更には「慎太郎刈り」というヘアースタイルが流行になった。『太陽の季節』は新潮社より刊行され、瞬く間に25万部を売り尽くした。
  それは「もはや戦後ではない」と経済白書に記述された年であった。新しい時代の幕開けを誰もが望み、それを石原が切り開いたのである。
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