Re: 今日は糞ガイジンのマークが必死!嘲笑
投稿者: rie2376 投稿日時: 2008/12/06 13:42 投稿番号: [128249 / 230347]
fff2252さん、皆さんお疲れ様、水を差すのは
恐縮ですがここらで一服
歴史物を書くのが趣味で、色々
書き散らしています
幕末に活躍した新撰組、中でも沖田総司は
今でも根強い人気を持っている
そこで総司の話を
総司の涙
早春の匂いのする二月のある昼下がり
壬生の新撰組屯所に、小さなざわめきが
起こった
近藤さん、山南君がいない
土方が近藤に告げる、近藤は予期していたものが
現実となったのを知らされる
歳さん、やはりな、でどうする?
うむ、総司を差し向けるのがいいだろう
総司なら、山南君も手向いはしまい
近藤と土方は二人だけになると、多摩の時分の
ように、くだけた物言いをするのが常であった
総司をやるか、ところで歳さん
何とか助けてやりたいが
だめだ、隊士の見せしめにする
局を脱するべからず、これに背きし者
切腹申し付けるものなり
鉄の掟、局中法度、土方にとってこれを
破る者は何人と言えど容赦出来なかった
町人や浪人の多い新撰組をまとめるには
厳しい掟が必要であった、そうでなければ
組織としての体をなさない
土方はそう考えていた
その夜、沖田総司が呼ばれ大方の手はずが
決められた
総司が山南に追いついたのは大津の宿であった
山南はわざわざ自分の居場所を、書き残している
山南さん、どうして逃げないんです
今なら間に合います
近藤先生も同じ御考えです
言い訳は私がしますので、早く逃げて下さい
沖田君、やはり君が来たか、もういいんだよ
どうやら私の運も尽きたようだ
山南は考えていた、
新撰組は一体何処へ行くのか、尊皇攘夷の
志はなく、今や殺戮集団と化している、
それに土方君は同志を粛清し過ぎる
ささいな事で即座に死に追い込む
国を憂う論議は無くただ闇雲に突っ走る
今の新撰組はもはや私のいる所ではない
かくなる上は隊を脱し、近藤さん、土方君に
猛省を促そう
万一聞き届け無き時は
自刃も止むなし、それも私の定め
総司は試衛館時代から仲の良かった山南を
見ると、涙が溢れて止まらなかった
山南さん、私を切って下さい、私は
どうなっても構いません
後生ですから逃げて下さい
有難う沖田君、君には随分世話になった
これも天運、さあ壬生に帰ろう
潔い山南の態度に、総司にはそれ以上
言う言葉が見つからなかった
壬生の屯所に連れ戻された山南敬介は
1865年(慶応1年)
二月二十三日
屯所内で切腹
享年三十二歳
介錯は沖田総司
武士より武士らしく、この強烈な美意識に
殉じた新撰組
いや近藤と土方、その渦に
巻き込まれたのが山南敬介だったように
思えてならない
これは メッセージ 128234 (fff2252 さん)への返信です.
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