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思い込みの分明史ですか-2

投稿者: akanbei_21c 投稿日時: 2005/08/19 17:06 投稿番号: [11118 / 230347]
砂漠化は鉄の生産が遠因   −   もう戻らない
中国の黄土平原地帯は現在、砂漠化が進み、極めて緑の少ない地域になっていますが、考古学的な調査によると、以前は、黄河流域一体を覆うような広大な森林地帯だったということです。恐らく、日本の国土の何倍もの広さの“森”が広がっていたのでしょう。それほど大規模だった森林地帯がなぜ今のような荒れ果てた半砂漠の荒野と化してしまったのか?それは、戦国時代前後から始まった、鉄の使用が原因です。 日本の鉄器製造が、『鍛造』から始まったのと違って、中国はほぼ初期の段階から、高度な技術を必要とする『鋳造』が主流でした。鋳造は、大量生産に向いているため、軍隊のための武器や鎧の部品を生産するのに向いています。剣や鎧の形状が統一されていると、作戦行動が合理的に行なえ、補給にも便利です。当時の諸王達は、争って自分の軍隊の為に、鉄の武器を生産させました。

鋳造のもう一つの特徴は、鍛造の場合とは比べものにならないくらいの高温を必要とする事です。鉄をドロドロに溶かすためには、大量のエネルギー=燃料を必要とします。近代以前において、燃料といえば薪=木材しかありませんでした。大規模な鉄の生産のためは、大量の木材が必要です。木材の伐採にはもちろん、当時のハイテク機材であった鉄の斧が使われていたことでしょう。鉄製の斧は、それまでの青銅器を使っていた時代に比べて、非常に効率良く樹木を伐採できます。当時、大陸を覆っていた樹木は、鉄器の製造の為に、またたくまに刈り取られていきました。 年間を通して降水量の少ない中国では、一度森林を破壊すると再生させるのは非常に困難です。しかも、伐採して地表が露出した地域の周囲は、雨が降ると表土が流れ出して、さらに砂漠化が進みます。現在、砂漠化現象は北京市の郊外にまで及んでいます。もう、どんなに努力しても、取り返しはつきません。戦国時代の鉄器製造は、中国社会の終りの始まりでした。 「Yahoo掲示板」

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