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「台湾の日本ブーム」

投稿者: ozizou420 投稿日時: 2005/08/18 15:32 投稿番号: [11054 / 230347]
「台湾の日本ブーム」
1999年8月30日   田中   宇   氏のレポートを引用して紹介します。

なぜ台湾で、こんなに「日本」が流行するのか。一つの理由は、台湾が親日的な国であるということだ。日本の敗戦後、国民党が大陸から渡ってきた1949年から、民主化が始まる1980年代後半まで、台湾は国民党政府による恐怖政治が敷かれ、政治的な腐敗も大きかった。

  そのため、人々はその前の日本統治時代を懐かしむ傾向が強まった。民主化が進み、それまで禁止されていたさまざまな日本文化の流入が許されるようになって、数年前から日本ブームが次第に拡大した。

  「日本統治時代は良かった」と書くと、中国大陸の読者、あるいは日本の「良心派知識人」読者の中には、反発する人もいるかも知れないが、筆者は台湾にきてから、政府幹部から台北の若者、老人など10人以上の台湾人、外省人(国民党とともに大陸から台湾にきた人々)に、日本についてどう考えるかを尋ね、得た回答が「日本統治時代はその後の圧政時代より良かった」であった。

(以下は続編)
1895年、日清戦争で清国を破った日本は、清に台湾を「割譲」させ、第2次大戦で負ける1945年までの50年間、台湾を領有し、植民地として統治した。この間、日本は抗日運動を徹底的に取り締まり、公的な場での台湾語を禁止し、日本語や日本風の生活を台湾の人々に強要した。日本人を1等国民、台湾人を2等国民として扱うという差別も強かった。

  だが日本は同時に、鉄道や道路、水道、電信などの社会基盤を整備し、教育制度を整えていった。それが、後の台湾が発展する基礎になったのだが、このことは李登輝総統が著書「台湾の主張」の中で述べるなど、台湾の「公式見解」となっている。

  日本の敗戦後、台湾には中華民国(国民党政府)の官吏が派遣された。台湾の人々は「祖国復帰」の希望に燃えたが、それはすぐに失望に変わった。「僕たちは自分たちを中国人だと思ったが、統治者である国民党の人たちは、僕たちを同じ中国人だと思わず、統治する対象としか見ていなかった」(69歳の会社経営者、蔡永興さんの言葉)

  しかも、国民党政府は腐敗していた。1949年に国民党が大陸での共産党との内戦に敗れ、台湾に移転すると、大陸にいた規律の乱れた国民党系の軍閥(将軍を中心とした私兵のような集団)が、そっくり台湾に持ち込まれ、軍の横暴が目立つようになった。国民党政府に反発する人々は「共産主義者」と呼ばれて弾圧される時代が、その後30年以上続いた。
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