乳出しルック/中島敦の小説
投稿者: monjujz 投稿日時: 2008/06/01 23:17 投稿番号: [103743 / 230347]
中島敦は中学時代を京城で過ごしました。
彼の小説の出だしに乳だしが出てきます。
以下にその部分を紹介します。
この小説は1923年12月のソウルの様子が描写されています。
全文読むのに10分も掛かりません。当時のある朝鮮人巡査の悲哀を描いた短編です。また当時の朝鮮を生で実感できる貴重な資料です。ぜひご一読を。
http://www.eonet.ne.jp/~log-inn/nakajima/junsa.htm巡査の居る風景
中島敦
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一九二三年の一つのスケッチ
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一
甃石には凍った猫の死骸が牡蠣のようにへばりついた。その上を赤い甘栗屋の広告が風に千切れて狂いながら走った。
町角には飲食店の屋台が五つ六つかたまって盛に白い湯気を立てて居た。赤黒くカチカチに固くなった乳房を汚れたツルマキの上から出した女が一人、その前に立って湯気を吹きながら真赤に唐辛子をかけた饂飩を啜って居た。
これは メッセージ 103659 (fff2252_aho さん)への返信です.
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