まず、彼らが日本で生まれたのは戦争のせいではなく、
彼らの祖先が「元日本人だった」か「密入国した」かのどちらかであって
中国残留孤児のようなイメージを持つのは間違いである。
(日本と朝鮮は戦争などしてないから当たり前である)
■『在日・強制連行の神話』鄭大均(文春新書)紹介
在日は強制連行されてきた人々とその末裔だとする主張がある。
が、一世の証言に丹念にあたれば、それが虚構にすぎないことが分る。
在日コリアンのほとんどは、戦前、日本が行なった強制連行の被害者及び
その末裔だ、という「神話」がある。拉致問題で北朝鮮を非難する声に対し
北擁護派がしばしば持ち出すのが、昔、日本はもっと大規模な拉致を行なった
ではないか、というこの「神話」だ。が、著者は在日一世の証言を多数提示する。
それらを読むと、大多数は金をもうけにあるいは教育を受けに、自らの意志で
海峡を越えたことがわかる。本書はこの「神話」が政治的プロパガンダの
産物であることを明らかにする。
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■『これでは困る韓国』
1997年
呉善花、崔吉城
呉:在日の人たちにしても、植民地時代に自分の意志で積極的にきた
人のほうがずっと多いんじゃないですか。強制連行(徴兵、徴用の事)で
連れてこられた人たちは殆ど帰ってしまったわけですから。
崔:そこはいいポイントです。事実はまさしくその通りなんです。
ところが、そうであるにもかかわらず、意識としてはそうじゃなく
なっているんです。自分も植民地のときに強制的につれてこられたのだと…。
これはアイデンティティとしてそうなってしまっているんです。
呉:なるほど、意識と実際は違うということですね。
崔:実際は強制されてきたのではなくても、我々は強制されてきたんだという…。
そういう物語をつくってそれを自分の意識として持つんです。
ここが在日韓国・朝鮮人を考える場合のかなり大きなポイントです。
(中略)それで一世たちはそういう物語を二世、三世に懸命に教えるんです。
呉:何の為に教えるんですか?
崔:民族意識を守り、それを子孫に伝えるためです。