Re: 日本は科学のために宇宙開発を!
投稿者: tokagenoheso 投稿日時: 2005/10/13 18:05 投稿番号: [99742 / 196466]
日本人のtokagenohesoです。
宇宙開発はむろん日本にとっても沢山のメリットがあります。
1)国威発揚 アメリカのアポロ計画なども主目的は国威発揚と言って良いでしょう。国内に分裂の危機を抱えている国家は、国威発揚をする事で国民の求心力を生み出そうとします。ロシアと開発競争をしたのもその為です。
ソ連や中国のオリンピックによる国威発揚は死にものぐるいであり、却って彼等の不公平や精神的余裕の無さを発揚してしまいました。
日本は、国威発揚で宇宙開発をする意味はあまり無いと思います。
2)スピンオフ 巨大プロジェクトを成し遂げるためにはそれを支える広範な技術の広がりがなければなりません。身近な例では自動車産業も、鉄鋼、機械加工、電子制御などなど非常に多くの産業が成熟していなければ成り立ちません。
アメリカが自動車王国になったのも航空産業で覇者になったのも広範な技術の広がりがあったからですが、近年はアメリカだけでは支えきれなくなり車産業は大きく落ち込み、航空産業は日本を始め多くの国々の先端技術に頼るようになっています。ロシアの自動車産業に全く競争力が無く、宇宙産業も頭打ちです。
中国のように基礎的な技術を成熟させていない国では、宇宙産業をそれら基本産業を充実させるために立ち上げる方法を採ることもあり得ます。ただ、殆どの技術が旧ソ連からの物であり、中国独自開発された物が見受けられないでは、あまり意味はないかと思われます。
日本ではスピンオフの必要はあまりありません。
3)軍事目的 現代の戦争は情報戦です。より多く他国の情報を得るためには情報衛星などの開発が不可欠ですが、その為の技術を実用化するのは中国の立ち後れた軍備では急務と思われます。むろん、ミサイル戦に備えての面もあるでしょう。これについては、日本も急務と思われます。今の所アメリカ頼りですが近年は資源探査衛星なども打ち上げています。
4)宇宙ビジネス 無重力化で全く新しい素材がつくられる可能性があり、例えば製薬、合金、バイオなどで大きな期待を寄せられています。中国の場合、通常の素材も海外に依存しているので、ちょっと順序が違うと思われます。日本もむろんその方面を無視は出来ませんが、通常の素材でまだだま進化の余地がありますし日本はその点ではトップクラスと言って良いでしょう。
結論として、宇宙開発は日本にとってもメリットはありますが、国民性や資金面などから最優先ではないと考えられます。まったくキャッチアップ出来ないほど日本は何もしていないわけではありませんし、基本技術が充実しているので中国は当面射程距離内にとらえていると思われます。ただ、日本としてももう少し体系的に宇宙技術についてのプロジェクトを充実させても良いとは思います。
また日本独自の技術も開発しており、中国に水を空けられっぱなしという懸念は全くないと考えます。だからといって、中国の業績は業績であり、過小評価するべきではないし、まして馬鹿にするのは間違いです。素直に評価しても良いかと思います。
以上、私見でした。
宇宙開発はむろん日本にとっても沢山のメリットがあります。
1)国威発揚 アメリカのアポロ計画なども主目的は国威発揚と言って良いでしょう。国内に分裂の危機を抱えている国家は、国威発揚をする事で国民の求心力を生み出そうとします。ロシアと開発競争をしたのもその為です。
ソ連や中国のオリンピックによる国威発揚は死にものぐるいであり、却って彼等の不公平や精神的余裕の無さを発揚してしまいました。
日本は、国威発揚で宇宙開発をする意味はあまり無いと思います。
2)スピンオフ 巨大プロジェクトを成し遂げるためにはそれを支える広範な技術の広がりがなければなりません。身近な例では自動車産業も、鉄鋼、機械加工、電子制御などなど非常に多くの産業が成熟していなければ成り立ちません。
アメリカが自動車王国になったのも航空産業で覇者になったのも広範な技術の広がりがあったからですが、近年はアメリカだけでは支えきれなくなり車産業は大きく落ち込み、航空産業は日本を始め多くの国々の先端技術に頼るようになっています。ロシアの自動車産業に全く競争力が無く、宇宙産業も頭打ちです。
中国のように基礎的な技術を成熟させていない国では、宇宙産業をそれら基本産業を充実させるために立ち上げる方法を採ることもあり得ます。ただ、殆どの技術が旧ソ連からの物であり、中国独自開発された物が見受けられないでは、あまり意味はないかと思われます。
日本ではスピンオフの必要はあまりありません。
3)軍事目的 現代の戦争は情報戦です。より多く他国の情報を得るためには情報衛星などの開発が不可欠ですが、その為の技術を実用化するのは中国の立ち後れた軍備では急務と思われます。むろん、ミサイル戦に備えての面もあるでしょう。これについては、日本も急務と思われます。今の所アメリカ頼りですが近年は資源探査衛星なども打ち上げています。
4)宇宙ビジネス 無重力化で全く新しい素材がつくられる可能性があり、例えば製薬、合金、バイオなどで大きな期待を寄せられています。中国の場合、通常の素材も海外に依存しているので、ちょっと順序が違うと思われます。日本もむろんその方面を無視は出来ませんが、通常の素材でまだだま進化の余地がありますし日本はその点ではトップクラスと言って良いでしょう。
結論として、宇宙開発は日本にとってもメリットはありますが、国民性や資金面などから最優先ではないと考えられます。まったくキャッチアップ出来ないほど日本は何もしていないわけではありませんし、基本技術が充実しているので中国は当面射程距離内にとらえていると思われます。ただ、日本としてももう少し体系的に宇宙技術についてのプロジェクトを充実させても良いとは思います。
また日本独自の技術も開発しており、中国に水を空けられっぱなしという懸念は全くないと考えます。だからといって、中国の業績は業績であり、過小評価するべきではないし、まして馬鹿にするのは間違いです。素直に評価しても良いかと思います。
以上、私見でした。
これは メッセージ 99735 (t_f2742 さん)への返信です.
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