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また支那のロビー活動か?

投稿者: mujyundayo 投稿日時: 2005/10/07 03:24 投稿番号: [99261 / 196466]
シベリア資源の放出に「環境保護だ」とロシアが搦め手
中国は平然とバイカル湖周辺の河川の水資源まで取得

極東シベリアから中国東北部と内蒙古自治区、新彊ウィグル自治区にかけて、水と油をめぐる面妖な動きが続いている。主役は中国とロシア、日本はお呼びではない。

第一は以前にも書いたバイカル湖の水を中国が買うという奇想天外な話の続きである。

ロシア環境庁は自然破壊と生態系の激変を懸念し環境保護の立場から強硬に反対している。
 
替わって北京が提案しているのはイルテェシ川からサイフォンのように水を汲み上げるプロジェクトだ。
 
イルティシ川は中ロ国境4500キロを跨ぎ、両岸の貿易は年々盛んになってきた。

ロシアのイズベスチアは「シベリアのいくつかの地方が破局を迎える」と警告を発した。
 
「いま10%の水を中国が取水しているが、2020年までに25%の水が消えてしまうことになる」とセルゲイ・エレミン環境庁副長官は不安を隠さない。

東シナ海のガス田開発の「データを出せ」と日本が何回言っても梨の礫だった北京は、ロシア環境庁に対しても取水データを提出せず、「40%を越えることはありませんよ」と平然と嘯いているそうな(ISNニュース、10月5日付け)。
 
ロシアが環境セミナーを開催しても、中国側はロシアの要請を無視。イルクーツク周辺を治める知事らはモスクワに状況を説明し、連邦議会でも問題とせよ、と陳情した。対話を拒否するのは嘗てはロシアの得意芸だったのだが。

第二はカザフと中国国境のあいだに運河を建設している中国への懸念だ。
 
これは「黒イルティシュ・カラマイ運河」と呼ばれるプロジェクトで、22メートル幅、長さ300キロに及び、9億立方メートルの水をイルティシュ川の上流から新彊ウィグル自治区の省都ウルムチまでを繋ぐ。
 
住民の飲み水が枯れる懸念をどうするのか

「ロシア側で百万人以上、カザフスタンで250万人もの地域住民が水不足の影響を受けるだろう」と予測される。
 
ところが、いま現在は運河によりカザフの一部地域で農業潅漑が可能となり、目先の利益だけで喜んでいる。やがてカザフの首都アスタナの飲み水さえなくなるというのに!
 
カザフでも将来の水不足を憂慮する環境保護団体が40組織あり、モスクワへ中国へ協同で圧力をかけるよう要請しているが、プーチン大統領はそれほどの熱意を示していない。カネに目がくらんでいるからだ、と酷評する向きがロシアには多い。
 
第三はシベリアの石油ルートだ。
これまたロシア環境庁が、自然破壊だと騒ぎだし、中国側も日本側へも石油輸出を急がないように政策調整を展開しているというからややこしい。

とくに日本が提示したシベリアからハバロフスク経由ナホトカへの石油パイプラインは、バイカル湖から800メートルの地点にパイプラインを敷設する計画で、これは事故などの場合、バイカル湖に汚水が流れ込み、環境破壊に直結するとして反対している。机上のプランでしかない段階で、日本に対して騒ぎ出したのだ。

他方、日本へのプロジェクトを後回しにして、シベリア→満州里→チチハル→大慶への輸送に先にGOサインを出したプーチン大統領は、環境破壊などお構いなく、年間2000万噸を中国へ輸出している。
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