日中関係

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子どものケンカと「見せるケンカ」

投稿者: wof2000 投稿日時: 2005/05/28 20:32 投稿番号: [81068 / 196466]
>小泉首相の対中政策について「小さなけんかのやりとり
>みたいで、堂々と世界に訴えるようなもので物事が動か
>されている状態ではない」と批判した。

"これじゃ子どものケンカだ"って言ってるんですよ。ケンカの仕方がヘタすぎ。

ケンカになると、どうやって相手をやっつけようか、どうやって相手を凹まそうが、という二者関係にのみ囚われてしまうのは、日本人の悪い癖でしょうね。一方、中国政府は、常に周囲の人間を味方につけるようなケンカを心がけています。いわば「見せるケンカ」。"第三者の目に自分がどのように映るか"を常に意識しているから、激昂しているようでも自己客観視を忘れていません。そして、第三者が、どのような枠組みで判断しているのか(つまり、そこでの「正義」)、も常に心に留めています。それらに留意しつつ「見せるケンカ」をして、相手の不当性を示しつつ、周囲を味方につけていくんですよ。(反日デモを、強権発動で押さえ込んだのも、第三者に"ウケ"が悪かったからでしょうね。)

日中戦争において、中国は、まさにこのようなケンカをしています。一方、日本政府の関心は、目の前の相手を打ち負かすことのみ、と言っていいでしょう。だから、第三国の顰蹙をかう行為を繰り返し、気づいたときには、周囲がみんな"敵"になっていたんですよ。

今回の日中間で行われている一連の靖国論争でもそうです。中国は「日本軍国主義は悪」という第二次大戦後の国際社会における「正しい歴史認識」を、常に念頭において、靖国参拝を批判しています。
一方、日本は中国の批判に感情的に反発するかたちで、「内政干渉」批判、「A級戦犯無罪論」という国際社会の「正しい歴史認識」に挑戦する主張にまで踏み込んでいます。
反日デモの際には、第三国は「(反省してないと誤解されるような行動をとる)日本もよくないが、中国はやりすぎ」という論調が主流となっていました。しかし、日本政府が国際社会の"正義"に歯向かうような主張にまで踏み込んだら「やはり中国の日本批判は正しいのかも…」と思われるでしょうね。いくらアメリカが日本を援護しようとしても、そのうち「いいかげんにしろ、これじゃ面倒を見切れない」と言われますよ。
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