新聞を煽動したのを知らないか
投稿者: apoxy7 投稿日時: 2005/05/25 11:26 投稿番号: [80153 / 196466]
張作霖爆殺で一気に解決できず、
世論の重要さを知った軍部は、
世論工作を行う様になった。
成功するのは、満州事変からだが。
清沢洌"暗黒日記"
五月二十三日
前略
『読売』に中井良太郎という陸軍中将が、日本は直ちに「兵力戦に指導をこめよ」と言っている。「軍令は国民に通ぜぬと言う様な自由主義的な憲法論を廃し、この軍令の中から、総力戦下国民の指導をせよ」と論ずる。
九月八日
今朝の『読売』に池崎忠孝の「ドイツは不敗なり」との長論文あり。(一)軍力、(二)軍需生産力、(三)食料需給力、(四)戦争の犠牲と恐怖にたえる国民の精神力の四つに分け、いずれもドイツのほうが優れていると論断。
十一月二十九日
『読売』の夕刊に『フォーチュン誌』の大東亜戦争開戦当時の記事と言うものがある。それにはまず野村、栗栖大使がハルを往訪し、最後通牒を発し、それから戦争になった様に書いてある。こうした嘘をどうして書かなくてはならないのだろう。
嘘を書くところにその道徳的弱みがある。そのまま発表したらいいではないか。
十二月十五日
今朝のラジオを聞いていると、昨今は知識と言うものを全く侮辱している。
こうした平凡にして下らんことを全国的に聞かせようとしているのだ。聞いていても腹立たしい。
こんな低級な時代がかつて、また世界にあっただろうか。
三月十五日
前略
この話しほど、東条の性格、陸軍のやり方、陸海軍の関係をいみじくも描き出しているエピソードはない。事に、極端なる御用の『毎日新聞』だから興味は一層深いものがある。
これは メッセージ 80151 (gorompan さん)への返信です.
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