外交音痴
投稿者: nmwgip 投稿日時: 2005/05/17 22:00 投稿番号: [78210 / 196466]
靖国問題の要点は政教分離ではなく、内政干渉だ。
総理の靖国参拝が私的参拝であろうと公的参拝であろうと、これを止めろと要求する中国政府の行為は内政干渉に他ならない。(#77529参照)
靖国参拝を今のタイミングで止めるということは中国の内政干渉に屈服するということだ。
これは中国・南北朝鮮の侮蔑を買うだけでなく、東南アジア諸国及びインドにも大きな失望を呼ぶだろう。
東南アジア諸国は日本が再び軍事大国となるのを恐れているのと同時に、中国の覇権主義も恐れている。これら諸国の本音は、日本と中国が相互に牽制し合って東アジアに力の均衡をもたらすことだ。
中国の脅威に対しては日本の国力を頼り、日本の脅威に対しては中国の力を頼る、そうして自国の独立と安全を維持したいというのが、彼らの思い描く未来の、一つの有力なあり方だろう。
インドもまた、中国と国境を接する大国同士として、将来の衝突時の保険に日本はなって欲しいと考えているはずだ。
今、中国の内政干渉に屈することは、これら諸国に対して日本は中国に対抗する勢力とはなりえないと示すことであり、これら諸国における日本の外交的な地位を一気に低落させるものである。
外交とは二国間だけで行われるものではない。
二国間関係だけに囚われて目先の妥協を求めるなど、外交音痴というものではないだろうか?
これは メッセージ 1 (messages_admin さん)への返信です.
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