黄泉瓜
投稿者: apoxy_07 投稿日時: 2005/05/04 23:04 投稿番号: [75356 / 196466]
清沢洌
五月二十三日
前略
『読売』に中井良太郎という陸軍中将が、日本は直ちに「兵力戦に指導をこめよ」と言っている。「軍令は国民に通ぜぬと言う様な自由主義的な憲法論を廃し、この軍令の中から、総力戦下国民の指導をせよ」と論ずる。
九月八日
今朝の『読売』に池崎忠孝の「ドイツは不敗なり」との長論文あり。(一)軍力、(二)軍需生産力、(三)食料需給力、(四)戦争の犠牲と恐怖にたえる国民の精神力の四つに訳、いずれもドイツのほうが優れていると論断。
十一月二十九日
『読売』の夕刊に『フォーチュン誌』の大東亜戦争開戦当時の記事と言うものがある。それにはまず野村、栗栖大使がハルを往訪し、最後通牒を発し、それから戦争になった様に書いてある。こうした嘘をどうして書かなくてはならないのだろう。
嘘を書くところにその道徳的弱みがある。そのまま発表したらいいではないか。
これは メッセージ 75355 (kometarou39jp さん)への返信です.
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