> チベットは独立国だった
投稿者: nmwgip 投稿日時: 2005/04/26 00:01 投稿番号: [71588 / 196466]
無関係の方にはトピずれで申し訳ない。
1934年に発効したモンテヴィデオ条約は南北アメリカ15カ国間で締結されたローカルな条約だが、独立国の要件を定めたものとして今日に至るまで引用される国際標準となっている。
その第1条[国の要件]の規定はこうだ。
『国際法上の人格としての国は、次の資格を持たなければならない。
(a)恒久的住民
(b)明確な領域
(c)政府
及び
(d)他国と関係を取り結ぶ能力』
(d)については必須要件という説と、必ずしも必須ではないとする説がある。
一方1914年、チベットと英国の間でシムラ条約が締結される。
この条約、元々はチベット、英国、中国の三カ国間条約で、中国にチベットに対する宗主権を認めるものだったが、中国が最終的な調印を拒否し、チベットと英国の二カ国間で締結されたという曰く付きのもの。
この条約に付随する追加宣言で、「中国政府は、本条約の署名を行わぬ限り、これによる何らかの特権をも行使できるものではないことを宣言する」とされている。
つまり、宗主国としての外交権を英国によって否定されてしまったということ。
この時点で、英国はチベットに独自の外交権を認めている訳だ。
また歴史的な事実として、中共の侵略までチベットはモンテヴィデオ条約第1条の(a)(b)(c)全てを充足しており、独立国の要件をちゃんと満たしている。
なお、国家に対する他国の承認についてだが、かつては他国の承認が独立国の条件であるという創設的効果説が主流であったが、近年では国家の承認と国家の成立は直接的には無関係という宣言的効果説が欧米では通説で、日本でもこれが有力になっている。
まあ、こんな理屈以前に、チベットの独立はモンゴルとイギリスに事実上承認されているのだから、君が言う「承認国ゼロ」は根拠のない戯言だ。
d70_user君、理屈の上でも、事実の上でも、でまかせばかりが君のやり方のようだな。
これは メッセージ 70919 (d70_user さん)への返信です.
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