◎村山富市内閣総理大臣の談話◎②
投稿者: iiwahvw 投稿日時: 2005/04/22 12:10 投稿番号: [68203 / 196466]
三、いわゆる従軍慰安婦問題は、女性の名誉と尊厳を深く傷つけた問題であり、私はこの機会に、改めて、
心からの深い反省とお詫びの気持ちを申し上げたいと思います。
我が国としては、このような問題も含め、過去の歴史を直視し、正しくこれを後世に伝えるとともに、
関係諸国等との相互理解の一層の増進に努めることが、我が国のお詫びと反省の気持ちを表すことになる
と考えており、本計画は、このような気持ちを踏まえたものであります。
なお、以上の政府の計画とあいまって、この気持ちを国民の皆様にも分かち合っていただくため、幅広
い国民参加の道をともに探求していきたいと考えます。
四、また、政府としては、女性の地位向上や女性の福祉等の分野における国際協力の重要性を深く認識する
ものであります。
私は、かねてから、女性の人権問題や福祉問題に強い関心を抱いております。明年、北京において、女
性の地位向上について検討し、二十一世紀に向けての新たな行動の指針作りを目指した「第四回世界婦人
会議」が開催されます。このようなことをも踏まえ、政府は、今後、特にアジアの近隣諸国等に対し、例
えば、女性の職業訓練のためのセンター等女性の地位向上や女性の福祉等の分野における経済協力を一層
重視し、実施してまいります。
五、さらに、政府は、「平和友好交流計画」を基本に据えつつ、次のような問題にも誠意を持って対応して
まいります。
その一つは、在サハリン「韓国人」永住帰国問題です。これは人道上の観点からも放置できないものと
なっており、韓国、ロシア両政府と十分協議の上、速やかに我が国の支援策を決定し、逐次実施していく
所存です。
もう一つは、台湾住民に対する未払給与や軍事郵便貯金等、長い間未解決であった、いわゆる確定債務
問題です。債権者の高齢化が著しく進んでいること等もあり、この際、早急に我が国の確定債務の支払を
履行すべく、政府として解決を図りたいと思います。
六、戦後も、はや半世紀、戦争を体験しない世代の人々がはるかに多数を占める時代となりました。しかし
、二度と戦争の惨禍を繰り返さないためには、戦争を忘れないことが大切です。平和で豊かな今日におい
てこそ、過去の過ちから目をそむけることなく、次の世代に戦争の悲惨さと、そこに幾多の尊い犠牲があ
ったことを語り継ぎ、常に恒久平和に向けて努力していかなければなりません。それは、政治や行政が国
民一人一人とともに自らに課すべき責務であると、私は信じております。
これは メッセージ 68200 (iiwahvw さん)への返信です.
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