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香港返還時のバッテン総督のお言葉

投稿者: asiania0jp 投稿日時: 2005/03/27 07:20 投稿番号: [44925 / 196466]
「百五十年前の帝国主義をだれも道義的に正当化しようとは思わない。
帝国が関わった阿片貿易を正当化するつもりもないが、
英国が控えめな満足と誇りをもって香港を去ろうとしている理由は理解出来るはずだ。
いったい今、何を謝罪するのか。
十九世紀の行為に今、道義的な責任を問う人はいないのではないだろうか。
この未来志向の年に、十九世紀の話をするなら驚きだ。」
(1997年6月)

(1)百五十年前の帝国主義
150年前というのはアヘン戦争(1842年)を指しているのだろう。
しかし、これは中国植民地化政策の序章であり、第二次アヘン戦争(1860年)、義和団事件(1901年)等で、更なる植民地化を進めている。
また、1947年のインド独立戦争やアパルトヘイトで有名な南アフリカ共和国を見ても明らかなように、大東亜戦争終了後も帝国主義政策は終わっていなかった。
最も重要なことは、1997年6月30日まで香港はイギリスの「植民地(香港の土地はすべて英国女王の土地)」であったという事実である。
つまり、「百五十年前の帝国主義」が詭弁であることは明々白々である。

(2)帝国が関わった阿片貿易
この阿片貿易で財を成した英米人は、戦後も影響力を失っていないのではないだろうか。

(3)香港を去ろうとしている理由
要は国力(中国との相対的な軍事力)の衰退ではないか。

(4)いったい今、何を謝罪するのか。
「英国が控えめな満足と誇りをもって」という表現を合わせて考えれば、

「香港の繁栄は英国が築いたものだ!
下等民族のくせに謝罪や賠償などとガタガタ言うな!
香港を返してもらっただけでも有り難く思え!」

というところか。

さて、中国は英国に対して謝罪や賠償を要求したのだろうか。
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