日中関係

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この日本人に拍手をしてあげたい

投稿者: kaku7808 投稿日時: 2005/02/18 10:38 投稿番号: [43835 / 196466]
日本ではこういうふうに考えている人はどれぐらいあるでしょう?

リスク回避は相手が自分達と異質だと認識することから−関信幸


  「チャイナリスク」という言葉に込める意味は人によりレベルの違いがあるが、私は「チャイナリスク」は実は「(現代の)ジャパンリスク」の裏返しだと考えている。

  昨夏社会問題にまでなったサッカー・アジアカップの「反日サポーター」問題は、日頃中国に関心を持たない若者の間にまである種の「嫌中感情」を呼び起こした。その後も中国原潜の領海侵犯問題、年末の李登輝元台湾総統への訪日ビザ発給に対する中国の反応など、法治国家である日本からすれば「?」のつく問題が続発し、中国に対する嫌悪感が緩やかに社会に広がりつつあるようだ。

  翻って、一昨年来の「韓流」現象はさらに激しくなる一方。韓国人男性と付き合いたい若い女性が増えていると聞く。

  おりしも今年は戦後60年目。中国はもとより、朝鮮半島やアジア各国で様々な記念行事が行われる。「経熱」といい「韓流」といい、対中国ビジネスの最前線で奮闘しているオジサンや、俳優や歌手の一挙手一投足に嬌声を上げているオバサンも、ほとんどは戦後生まれである。当然相手も同様で、指導者の世代交代が進んだ中国でいえば胡錦涛や温家宝でさえ60歳台前半である。

  だからこそ、この際よく考えて見よう。

  2005年1月30日、イラクで選挙が行なわれたが、湾岸戦争や今回の混乱の中で米国の爆撃等で家族や友人を失った人たちが、30年、40年後に、米国そのものや米国人に対して全く何の恨みも感じないなどという事がありえるだろうか?   もしあったら、その方がよほど不自然である。

  別に江沢民が反日教育をしてもしなくても、圧倒的多数の中国人(老若男女)が心の底では日本を良く思っていないのは事実だし、韓国にしても、ワールドカップ共催以前のサッカー・日韓戦のあのモチベーションの高さはいったいどこから来たものなのか、つい数年前までの事なのに、多くの日本人はもう忘れてしまっているようだ。とにかく戦後の日本人は大事なことを忘れやすい国民になった。

  真珠湾を攻撃したのは日本だが、原爆を投下したのは米国である。真珠湾に至るまでには、枢軸国による日本への苛烈な経済制裁があった筈である。それにも関わらず自民党親米政権はもとより、ごく一般の日本人は米国に恨みをもっているようには見えない。それほど日本人は大人?なのだろうか。否、忘れっぽいだけである。

  中国や朝鮮を侵略したのは日本だが、多くの日本人を拉致したのは北朝鮮である。いまや日本人の大多数?が経済制裁支持に回っているかのようだが、相手が70年前の自分達と酷似した精神構造の国だという事を一体どれだけの人が意識しているのだろう。日本人はなぜこんなにも「お気楽」で全てが「他人事」なのだろうか?

  中国と関わるには、相手が自分達とは異質だという事を知らねばならない。歴史、風土、言葉、発想や思考・行動様式、価値観(人・モノ・金・国などなど)違うのが当たり前なのだ。アラブ世界も然り。

  カルチャーの違いそれ自体は決してリスクとは言えないが、相手が自分達と異質だと認識しなければ、経済面ばかりでなくあらゆる事柄がリスクを孕んでいる事を忘れてはならない。近年の進出日本企業がらみのトラブルをつぶさに見ていくと、こうした認識不足や配慮の足らなさに起因するものが圧倒的に多い。トラブルの原因を全て中国側に求めようとする傲慢な思い込みを廃し、まず相手を異質のものとしてしっかりと学習する事が必要だ。
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