日中関係

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西安反日暴動事件①

投稿者: kitachousendeikirai 投稿日時: 2005/01/09 15:24 投稿番号: [42459 / 196466]
西安反日暴動事件で明らかになったこと

  例の事件から一ヶ月以上過ぎた。よく西安寸劇事件とか西安猥褻寸劇事件などと言われるが、私はちがう命名をしたい。すなわち「西安反日暴動事件」である。
この事件はいろいろな意味でなぞに満ちている。ビデオテープにも写真にもおさめられていない。ある情報によると、日本人留学生は赤いブラジャーをつけて、股間に紙コップをつけて、背中には「見ろ、これがお前たち中国人のイメージだ」と書いてあったらしい。しかしどうやらこれは単なるデマのようだ。ほかにもさまざまな情報があるが、11月28日に朝日新聞がこの事件をくわしく検証した。この記事が最も信用に値しそうである。
  朝日新聞によれば、一人がTシャツの上から赤いブラジャーをつけていたらしい。それから腰に紙コップをぶらさげる。3人の背中にそれぞれ「日本」「?」「中国」と書かれていたらしい。Tシャツの上に赤いブラジャーをつけるのはやや上品さにかけるような気もするが、猥褻と言えるようなものではない。厳格なアラブ諸国ならともかく、いまどきの中国で、この日本人の行動は暴動に発展するようなことではないだろう。
  ではなぜ暴動に発展したのか、理由はただひとつ、彼らが日本人であったことだ。日本人、ただそれだけなのだ。それ以外の何ものでもない。暴動を起こした人たちは日本が嫌いなだけだ。理由は何でもいい。日本人を殴りたかったのだ。ではなぜそこまで日本人を憎むのか。60年前に侵略したからとか、小泉首相が靖国神社に参拝に行くからとか、化学兵器遺棄事件や集団売春事件があったからとかそんなことは間接的な理由である。かれらは幼い頃から反日教育を植えつけられている。日本=悪、日本=敵、日本=憎むべき対象、日本=彼らには何をやっても許される、というわかりやすい構図である。
反日教育はかなり以前からあるが、特に90年代からひどくなっている。70年代、80年代よりも90年代のほうが反日教育は激しくなっている。中国人は新中国以降、大躍進運動、文化大革命などの苦痛を経験している。普通に考えたらその苦しみによって抗日戦争の記憶など吹っ飛んでしまいそうだが、あらたなる反日教育によって、抗日戦争の苦しみがよみがえるというよりも、抗日の物語が脳みそにすりこまれる。極めて単純に行ってしまえば、今日の中国の反日感情は江沢民の個人的な意思によるところが大きい。中国ではいまだに国家主席というなの実質的な皇帝が君臨し、一般の国民はともかく、マスコミなどでは神のように崇められている。「そんなおおげさな」と思うかもしれない。だが普通の民主主義国家の人が中国のテレビにおける国家主席の取り上げられ方をみれば、まるで神様のようだと思うはずだ。江沢民は日本が嫌いである。ただそれだけだ。彼の個人的な意思によって現代の中国人は反日感情を植えつけられた。
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