日中関係

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読売社説 

投稿者: okanekudachina 投稿日時: 2004/08/05 14:53 投稿番号: [33339 / 196466]
>こうした偏狭なナショナリズムは、中国政府自身が育てたものだ。

これ重要。
江沢民という男は本当に愚かです。


http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20040804ig90.htm

8月5日付・読売社説(1)

  [アジアカップ]「“愛国”教育が生んだ反日民族主義」

  中国で開かれているサッカーアジアカップが、「反日」一色に染まっている。「ブーイングは気にしない。ただ、国歌が流れたら、世界中のどんなファンでも敬意をはらうべきだ」

  ジーコ監督が語ったように、国歌演奏の間もブーイングをやめない態度は、常軌を逸した行為と言わざるを得ない。

  反日意識がとりわけむき出しとなった重慶のゲームでは、日本人サポーターに物を投げつけ、日本チームを乗せたバスを囲んで罵声(ばせい)を浴びせる、といった不穏な動きまであった。

  こうした偏狭なナショナリズムは、中国政府自身が育てたものだ。

  「反日シンドローム」――。こう形容したくなる程、中国で反日感情が高まったのは、一九九〇年代半ば以降のことである。とりわけ戦後五十年の節目となった九五年、江沢民政権は、「愛国団結」を訴える「抗日戦勝キャンペーン」を大展開した。

  新聞、テレビは、旧日本軍の侵略、残虐行為を検証する報道であふれ、その後、「反日」は愛国教育の基調となる。アジアカップのスタンドを埋めたサポーターの大半は、この「愛国世代」の若者たちだ。彼らにとって反日は、「自明の理」という感覚になってしまった。

  共産党独裁政権の正統性と求心力を維持するため、江沢民指導部は、「愛国教育」を通じて日本に対する民族的反感を増幅させた。中国の若者の間で、反日が不満のはけ口になりがちなのは、体制批判が許されない中国国内の問題の反映でもあるだろう。

  中国政府は、今回のアジアカップから様々な教訓をくみ取れるはずだ。

  四年後には、威信をかけた北京五輪が開催される。今回のようなマナー無視の無法応援さえ抑制できないのでは、五輪開催の能力を疑われかねない。

  中国共産主義青年団機関紙「中国青年報」は重慶での日本・ヨルダン戦に合わせ、「北京五輪が待っていることを忘れるな」と異例の警告記事を載せた。済南での対バーレーン戦を見る限り、効き目は限られたものだった。七日の決勝戦は、五輪開催能力を占う関門となる。

  江沢民・前国家主席は九八年の訪日の際、「歴史の教訓を永遠にくみ取らなければならない」と、一方的かつ執ように繰り返し、日本国内の嫌中感情に火をつける結果を招いた。

  平和の祭典オリンピックを主催することになる胡錦濤政権は、自ら育てた反日という「負の連鎖」を断ち切るよう努めるべきだ。負の連鎖が続くのは、日中双方にとって不幸なことだ。
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