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本木雅弘「ゾルゲ」で完ぺき英語

投稿者: helieze 投稿日時: 2002/06/22 19:52 投稿番号: [25038 / 196466]
  篠田正浩監督(71)が引退作として取り組んでいる映画「スパイ・ゾルゲ」の中国・上海ロケが終了した。主演の英俳優イアン・グレン(40)扮するゾルゲの諜報(ちょうほう)活動をサポートする新聞記者・尾崎秀実役の本木雅弘(36)が、全編の80%で英語のセリフに挑戦している。(中国・上海   鈴木   元)

  ナチス党員の肩書でドイツの新聞記者を装い、8年間にわたり日本の国家機密をソビエトに送り続けた実在のスパイがゾルゲ。篠田監督が10年以上前から構想を温め「今の日本人が忘れてしまっている昭和、私が認識した歴史を見せたい」と引退を公言し、製作費20億円を投じる意欲作だ。

  ゾルゲと、後に彼の協力者として日本政府の中枢に入り込む尾崎が出会うのが上海。上海映画撮影所の全面協力により、1930年代当時の街並みを再現した東京ドーム3つ分に相当する広大なオープンセットが使われた。本木も「日本がどういう時代であったかをほのめかす、短いながら情報量は多いシーン。当時のセットが幻でなく存在していることで、芝居を助けてくれている」と感嘆。

  さらに、全編の80%を占める英語のセリフに「冷や汗が出てきて5〜6キロはやせそう」と苦闘の連続。それでも、撮影前にグレンと綿密なセリフ合わせをし、台本を持たずに現場入り。グレンが「お世辞ではなく聞き取りやすい」と絶賛するほどの英語力を発揮している。

  篠田監督も「30年代の日本人が話す英語だから下手でいいんだけど、彼は完ぺき主義者で素晴らしい英語をしゃべる」と太鼓判。撮影は今後、独ロケを残すのみで、本木の出番は上海で終了。公開は来年の予定。

  ≪主役もW杯が気になる≫ゾルゲ役のグレンは、篠田監督の引退について「長年にわたり素晴らしい仕事をされているので本当に残念。だが、特別な作品に参加できて本当に幸せだ」と感慨深げ。ただ、W杯でのイングランドの成績は気になるようで「芝居に集中できるか心配だった。ここまで勝てば優勝してほしい。決勝はイングランドと韓国」と話していた。

  ≪スピルバーグも使用≫上海映画撮影所は、スティーブン・スピルバーグ監督(54)が87年に「太陽の帝国」の撮影を行ったことでも知られるスタジオ。同撮影所の林楚雄プロダクション・マネジャーは「香港や台湾などの映画、テレビも撮影されており、常に4本ほどの撮影が同時に行われています」と説明していた。(スポーツニッポン)
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