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<印パ紛争>両国首脳と会談

投稿者: helieze 投稿日時: 2002/06/05 00:33 投稿番号: [24172 / 196466]
<印パ紛争>両国首脳と会談、仲介   ロシアのプーチン大統領

  【アルマトイ(カザフスタン)田中洋之】ロシアのプーチン大統領は4日、カザフスタンのアルマトイで開催された「アジア相互協力信頼醸成会議(CICA)」の首脳会談後、ムシャラフ・パキスタン大統領、バジパイ・インド首相と個別に会談し、印パ紛争の平和的解決を促した。中国の江沢民・国家主席も同じく印パ首脳と個別に会談。ロシアはインドと、また中国はパキスタンとそれぞれ密接な関係にあり、中露両国が共同で「仲介外交」に乗り出した形だ。

  プーチン大統領はムシャラフ大統領に対し、インドとの対話路線を評価したうえで「印パの緊張緩和だけでなく、将来の衝突も回避しなければならない」と訴えた。これに対しムシャラフ大統領は「ロシアは国際社会で重要な役割を持つ大国と考えている」とプーチン大統領の調停努力に感謝の意を表明した。

  続いてバジパイ首相と会談したプーチン大統領は「我々は印パ関係の成り行きを懸念している。(印パ紛争の)問題の根源は理解している。ロシアは紛争解決に貢献する用意がある」と伝えた。インドはロシアの主要な武器輸出国であり、密接な関係を基にインドがパキスタンとの対話に応じるよう説得した模様だ。

  ロシアは印パの緊張が激化していた旧ソ連時代の66年、当時のコスイギン首相が両国首脳をタシケント(現ウスベキスタン首都)に招き、双方の軍撤退合意をとりつけた前例がある。プーチン大統領は今回、米国に先駆けて印パ紛争の調停に乗り出すことで、ロシアの外交力を国際社会にアピールする狙いがある。

  印パ関係でロシアは中立の立場とは言えない。イスラム武装勢力タリバンの支配下にあったアフガニスタンで、ロシアは反タリバン連合(北部同盟)を、パキスタンがタリバンを支援する形で「代理戦争」を繰り広げていた過去もある。このため調停工作がどこまで功を奏するのか不透明な点も多い。(毎日新聞)
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