習近平の本音
投稿者: yujghswer 投稿日時: 2013/01/27 11:32 投稿番号: [196017 / 196466]
★揺れる中国、第2の天安門事件に発展も
民衆巻き込み広がる不穏…
沖縄・尖閣諸島の領海侵犯を繰り返す中国に不穏な空気が広がっている。今年に入って中国の週刊紙「南方週末」の内容が中国共産党によって改ざんされる問題が起き、民衆を巻き込んでの大騒動となった。専門家は「今後も似たような騒動は起きる」と指摘し、それが「第2の天安門事件に発展しかねない」と予測する。大国で何が起きているのか。
2013年早々、中国で気になる“事件”が起きた。週刊誌「南方週末」の新年号に掲載する社説をめぐり、中国共産党広東省委員会宣伝部が編集部に圧力をかけ、意に沿う原稿に差し替えさせたのだ。
これを知った編集者約50人は猛烈に反発、中国版ツイッター「新浪微博」で怒りをぶちまけ、一部はストライキに。問題は収まらず、北京の有力紙「新京報」の社長も抗議で辞任するなど収拾が付かない状態になった。
現地メディアの関係者は「差し替えられた社説のタイトルは『中国の夢、憲政の夢』で政治の民主化や言論の自由を求める内容だった。内容的に当局の圧力を受けてもおかしくなく、そもそも中国では事前検閲は普通のこと。もちろん、記者や編集者は不満を抱えているが、失職の不安があるため公然と政府批判はしない。それが『南方週末』は違った。考えられない事態だった」と驚きを隠さない。
『中国人民解放軍の内幕』(文春新書)の著書で知られるジャーナリストの富坂聰氏は、「実は、今回の騒動につながるような動きが、昨年暮れにも起きていた」と指摘し、こう続ける。
「昨年12月に、中国の大学教授や弁護士など約70人からなる知識人グループが、中国政府に改革を求める要望書を作成し、ネット上にアップした。政治の民主化や言論の自由、さらには選挙の実施を要求する内容で、今回の『南方週末』のコラム(社説)とも通じるもので、かなり話題になった」
ネットで発表された要望書をめぐっては、いまのところ中国政府はアクションを起こしていない。だが、こうした批判の声が上がること自体、変化のうねりが起きている証しのようだ。
そのうねりの根底に流れるのは、習近平体制に対する民衆の不満だ。
富坂氏は「変化を求める民衆は世代交代がなされなかった新体制の人事に失望した。貧富の拡大などで不満を募らせる民衆は、中央政府の姿勢に対して『本気で改革をする気があるのか』と懐疑的になっている」と説明する。
「南方週末」の騒動は、当局の譲歩などで収束した。だが、次は分からない。
「これまで一部知識人の間でしか広がらなかった民主化の声が、今回の騒動では市民を巻き込んで広がった。これは新しい展開。決定的な『政府』対『民衆』の衝突は回避したが、今後、民衆の要求がエスカレートしていくことは間違いない。第2の天安門事件に発展する可能性さえある」(富坂氏)
揺れる習体制。尖閣をねらっている場合ではない。
尖閣棚上げ論は、そんな状況の中から出てきている。
沖縄・尖閣諸島の領海侵犯を繰り返す中国に不穏な空気が広がっている。今年に入って中国の週刊紙「南方週末」の内容が中国共産党によって改ざんされる問題が起き、民衆を巻き込んでの大騒動となった。専門家は「今後も似たような騒動は起きる」と指摘し、それが「第2の天安門事件に発展しかねない」と予測する。大国で何が起きているのか。
2013年早々、中国で気になる“事件”が起きた。週刊誌「南方週末」の新年号に掲載する社説をめぐり、中国共産党広東省委員会宣伝部が編集部に圧力をかけ、意に沿う原稿に差し替えさせたのだ。
これを知った編集者約50人は猛烈に反発、中国版ツイッター「新浪微博」で怒りをぶちまけ、一部はストライキに。問題は収まらず、北京の有力紙「新京報」の社長も抗議で辞任するなど収拾が付かない状態になった。
現地メディアの関係者は「差し替えられた社説のタイトルは『中国の夢、憲政の夢』で政治の民主化や言論の自由を求める内容だった。内容的に当局の圧力を受けてもおかしくなく、そもそも中国では事前検閲は普通のこと。もちろん、記者や編集者は不満を抱えているが、失職の不安があるため公然と政府批判はしない。それが『南方週末』は違った。考えられない事態だった」と驚きを隠さない。
『中国人民解放軍の内幕』(文春新書)の著書で知られるジャーナリストの富坂聰氏は、「実は、今回の騒動につながるような動きが、昨年暮れにも起きていた」と指摘し、こう続ける。
「昨年12月に、中国の大学教授や弁護士など約70人からなる知識人グループが、中国政府に改革を求める要望書を作成し、ネット上にアップした。政治の民主化や言論の自由、さらには選挙の実施を要求する内容で、今回の『南方週末』のコラム(社説)とも通じるもので、かなり話題になった」
ネットで発表された要望書をめぐっては、いまのところ中国政府はアクションを起こしていない。だが、こうした批判の声が上がること自体、変化のうねりが起きている証しのようだ。
そのうねりの根底に流れるのは、習近平体制に対する民衆の不満だ。
富坂氏は「変化を求める民衆は世代交代がなされなかった新体制の人事に失望した。貧富の拡大などで不満を募らせる民衆は、中央政府の姿勢に対して『本気で改革をする気があるのか』と懐疑的になっている」と説明する。
「南方週末」の騒動は、当局の譲歩などで収束した。だが、次は分からない。
「これまで一部知識人の間でしか広がらなかった民主化の声が、今回の騒動では市民を巻き込んで広がった。これは新しい展開。決定的な『政府』対『民衆』の衝突は回避したが、今後、民衆の要求がエスカレートしていくことは間違いない。第2の天安門事件に発展する可能性さえある」(富坂氏)
揺れる習体制。尖閣をねらっている場合ではない。
尖閣棚上げ論は、そんな状況の中から出てきている。
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