日中関係

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Re: 棚上げ論←ご返事1/2

投稿者: mr_chinii 投稿日時: 2013/01/24 22:33 投稿番号: [195923 / 196466]
>山口発言は、mr_*hin**さんがちょっとうがった見方をしていたけど・・・


ご意見ありがとう。だが、私は「うがった見方」という希望的な分析をしたつもりはない。現実の状況を分析すると、そういう結論になったということだ。まず、尖閣諸島は種々の証拠と経緯から、国際法上まぎれもなく日本国の領土となるが、問題は尖閣諸島が古来からどこの国・王朝にも属さない、また、自国の領土であるとの主張もされたことがない無主地の島であり、その上、人の居住困難な絶海の孤島・無人島であったという歴史的事実である。しかし、このような絶海の孤島も漁師たちの舟の航海能力が上がるにしたがい同諸島周辺は、これに近い琉球や台湾漁師たちの漁場となっている。また、航海術の向上とともに同諸島の存在は周辺国はもちろんのこと、世界の航海者に知られることになっている。しかし、同諸島の存在が知られるようになっても、また、その近海が漁場になっても、同諸島を「我々の領土だ!」と主張し、具体的な施政権を行使する国はなかった。もちろん、日本もである。

国として領有権を唯一最初に宣言したのは、日本の明治政府である。これは日本人一漁業者からの陳情により明治政府が検討を始めたのが端緒である。この検討調査は、日清戦争が始まる9年も前から着手されている。そして1985年、日本が清国と下関条約を交渉する前、沖縄県編入決定をなした。これに前後し、2百数十名の日本人漁業加工者が同諸島の魚釣島に居住し事業を営んでいる。その後、船等の近代化に伴い、同島での事業採算に見切りをつけ、再び無人島化した。同島はその後ある日本人家族の私有地となってきた。

日本明治政府の同諸島沖縄県編入に対して、周辺国からの異議申し立ては一切なかった。しかし、同諸島周辺海底に石油ガス埋蔵可能性が発表された1970年になり、中国共産党が「我々の領土だ!」と言い始めたのである。何と日本が沖縄県に編入した76年後である。そして近年、中国は民間船に加え公船や航空機をもって尖閣諸島日本領海領空に侵入する等の圧迫脅迫による挑発を繰り返している。

中国の目論見は、当初は海底資源と漁業資源の奪取にあったようであるが、現在では、第一列島線突破の要衝と位置づけている。すなわち、尖閣諸島を奪取し、ここから台湾・石垣・宮古の第一列島線を脅かそうという魂胆である。もし日本と台湾が中国の第一列島線突破を許せば、中国は西太平洋に闊歩することになる。中国が西太平洋に苦もなく進出すれば、核ミサイル原潜を意のままに太平洋に配置することができる。中国の究極の目的は、核ミサイル原潜を多数太平洋のみならず世界の5大洋に張り巡らし、米国と世界の派遣を競うというものである。かっての冷戦下のソ連の戦略そのものと言える。

中国が東シナ海・南シナ海を抑えても、日本のシーレーンはその外側の西太平洋ルートがあるが、西太平洋まで中国の意もままにすれば、日本のシーレーンは危機にさらされる。地球温暖化による北極ルートや西太平洋を大回りするルートもあるが、日本に取り大きな危機であることには間違いない。中国は日本に「中国様の言うことを聞け!   さもなくば..」というカードを振りかざすだろうな(苦笑)。

このような状況下では、日本が平和的に尖閣諸島資源を開発生産することは容易ではない。開発を強行するには、軍事力で常に警戒警備するしかない。これはリスクが大きいし、本格的な全面戦争に突入する可能性すら秘めている。軍人将棋と揶揄されている私でさえ、尖閣の領土は守れても平和的に開発採掘を進めることは、現中国共産党が第一列島線破壊と世界戦略を目論むかぎり、リスクが大きいと言える。<続く>
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