中国の対日経済制裁の矛盾①(笑
投稿者: mr_chinii 投稿日時: 2012/10/14 17:46 投稿番号: [192571 / 196466]
さて日中間の経済の話を少々しよう。中国の対日経済制裁推進派によれば、「中国が対日経済制裁を発動すれば、中国も被害を受けるが、より大きい被害を被るのは日本の方だ。だから日本はいずれ中国に屈服するだろう」という意見が趨勢である。果たしてそうなるだろうか?
日本と中国との貿易関係は非対照的と言っていい。すなわち日本は、中国には無いもの、出来ないものを輸出し、中国は日本にはあるがもっと価格が安いものを輸出しているということだ。事実、私の身の回りのモノは、下着まで含み、中国製が圧倒的に多い。中国は、中国に無いモノ、出来ないモノは、欧米等の先進国から代替できるとしている。もちろん代替できるモノもあるが、代替できないモノも多い。加えて、日本の特許が絡むモノも多々ある。さらに中国にとり具合が悪いのは、欧米はその代替モノにチャイナリスクと足元を見透かした値段をふっかけるということだ。それも日本製を完全に代替できるとは限らない。日本でしか作れないモノが多々あるのである。素材や工作機械などはその典型だな。
一方、中国が日本へ輸出している物品は、いくらでも代替がきく。いや、その代替も中国製よりも安く手に入る。ミヤンマーを含む東南アジア諸国の生産基地が活況を帯びよう。進出する日本企業はすこぶる評判がよいから、現地生産化には問題がほぼない。ほぼないというよりも、地元社会の雇用と福祉に貢献する企業として大歓迎されよう。これら生産基地の製品は、中国製よりも安いし、品質も日本企業の指導があるから、欧米に抱える中国の輸出市場が強力に脅かされることになる。<続く>
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