日中関係

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Re: 対日3条件には中国の思惑が大きい

投稿者: mr_chinii 投稿日時: 2012/09/08 01:59 投稿番号: [191813 / 196466]
先日中国が提示した対日3条件というのは、中国が現時点では不利という判断だな。要するに時間稼ぎということだ。不利の条件には国際的・国内的要素が当然あるが、中国執権層が中国有利と考えた場合、様々な事情を度外視して高圧的な態度に豹変する。この豹変は一夜にしてなる。このことは、過去の中国共産党を見れば一目瞭然であろう。

例えば、尖閣諸島であるが、中国監視船の尖閣領海侵犯はこの1ヶ月ほど起きていない。監視船を管轄する中国局長は「常態化する」とまで豪語していたのにもかかわらずである。また、中国海軍艦艇の宮古・大隅海峡突破もない。これも中国人民解放軍は「常態化する」と豪語しておった。すなわち、中国側は状況不利と判断したものと思われる。

もし中国監視船が再度尖閣領海を侵犯したならば、日本政府と日本海保はより強力な措置を取ることはまちがいない。いや、取らざるを得ないということだ。なぜ?   政権の維持が国民世論の前で危うくなるからである。尖閣は国際法上明確な日本国領土であるのだから、これに中国側に異議があれば、国際法廷で堂々と争うべきである。だが、中国はこれをしないし、したがらない。理由は、中国は尖閣に関して何らの国際法上の権利を証明するものがないからである。もし、中国が国際法廷に尖閣問題を持ち出せば、他に影響する問題が山積している。台湾問題がそうであり、チベット・新疆等の中国領有権問題に発展する可能性が大きい。中国にとっては、まさに墓穴となる。したがって、日本に圧力をかけ続けるしか他に手がないと言ってよい。しかし、日本の強硬な反発に対しては中国側のこれまでの圧迫はまったく効果がなかったどころか、米国の介入まで招いてしまった。特に南シナ海においては、東南アジア諸国の反発に加え、国際世論まで敵にしている。

ここで中国が持ち出したのは、対日3条件ということだ。すなわち「棚上げ論」ということだな。この中国の言う「棚上げ論」は、中国が不利と見たときの常套手段であるということを我々日本人はしっかりと認識する必要がある。「ああ、中国は平和的な話し合い解決を望んでいるのだなあ。未来世代のの英知に託しているのだなあ」と早とちりしてはならない。中国は、現状が中国に不利だと認識したから、そういう話し方をしているのであって、有利となれば一夜で豹変する。中国共産党も中国人の多くも、そういう性癖を持っていることを我々日本人はよく知っておくことが大事である。もちろん、中国人には思慮深く平和的な人々も沢山おるが、我々日本人とはかなり習慣も違えば、思考回路も異なる。

中国海軍艦艇の宮古・大隅海峡のこれみよがしの通過は、適切ではないと中国海軍参謀部も気づいたらしい。中国海軍は、まだ宮古大隅海峡を圧倒的に優勢な状態で通過できる能力がないとやっと悟ったようである。日本の一般では大騒ぎとなっているが、軍事関係者には中国海軍の能力が把握できる絶好の機会を提供したということだ。中国艦艇の特徴も特定できた。普通なら、秘密兵器は秘密にしているから不気味なのだが、またその対抗措置もかなり困難となるが、中国海軍はこれ見よがしに我々に姿を見せた。まさに「あのバカ、何やってんだ(笑)」ということだ。
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