北方四島のこと、
投稿者: mr_chinii 投稿日時: 2012/08/22 19:01 投稿番号: [191451 / 196466]
太平洋戦争で日本がポツダム宣言を受諾したそのスキに旧ソ連は日ソ不可侵条約を一方的に破棄して軍事力で満州や樺太に怒涛のごと侵攻してきた。その延長で、旧ソ連は択捉・国後島の日本の北方領土を軍事占領している。
日本の戦後領土を定めたサンフランシスコ条約では、日本が放棄すべき領土や島として、日清戦争と日露戦争で日本が割譲を受けた領土と定めている。この中には、尖閣諸島も竹島も北方4島も含まれていない。これらは日本国が武力により割譲を受けた領土・島ではないとの連合諸国側の国際法に基づいた判断である。現国際法は、武力または武力威圧による征服は認めていない。したがって、現ロシアの主張は国際法上の根拠が一切ない。メドベージェフは、「日本は敗戦国なのだからロシア様の言うことを聞け!」と言っておる(苦笑)。
日本の北方4島領有権主張は国際法上正当な権利であるから、世界に国際法秩序を求める日本の姿勢を崩してはならない。すなわち、現ロシアには、国際法秩序維持の精神から北方4島の返還を日本はあくまでも求めなければならないということである。日本とロシアとの間で「日露平和条約」が結ばれるとすれば、この北方4島の日本返還の定めが必須となる。法は法であって、法に反する妥協は法の尊厳を著しく損なう。
とは申しても、現実は戦後60年以上にわたり、択捉国後には多くのロシア人が居住し生活を営んでいる。「ここは日本国の領土なのだから、ロシア人は出てゆけ!」と果たして今の日本人は叫べるかな?
最も平和的な可能性があるのは、ロシアからとりあえず北方4島を返還してもらい、この協定と間を移さずロシア人居住者の地位を日本が保障することにあろう。最も妥協的なのは、日露共同管理ということにあるかも知れない。しかしこれは、永続的な日露平和交流が前提となろう。未来地球社会の試金石だろうな。
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/1143582/ffccf4x78_1/191451.html