日中関係

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オスプレイのこと(苦笑

投稿者: mr_chinii 投稿日時: 2012/08/17 16:47 投稿番号: [191326 / 196466]
どなたかが私に質問していたようであるから、私の私見を述べてみよう。

オスプレイは事故が多いし、操縦が極めて複雑である。米国の航空技術をもってすら、開発に20数年を要したというのもうなずける。単なるヘリコプターまがいの垂直離着陸ではあるが、今までのヘリとは大きく異なり、速度も航続距離もペイロードも格段に優れている。

では、現在の自衛隊にこのオスプレイは絶対に必要なのか?   ということだな。結論は、近未来はYESだが、現在ではNOだな。何故か?   理由の第一は、パイロットと搭乗員の安全が100%保障できないことにある。もちろん、軍用機に100%安全というものはないが、100%に限りなく近くなければ、今の自衛隊は採用できない。何故?   すなわち、反対意見もあるこの機体を強引に導入して、もし事故による死者が出た場合、導入を決定した政権に国民の批判が集中するということだ。オスプレイはまだまだ完璧ではないから、また導入を急ぐこともないから、当分は日本が導入することはない。

理由の第二は、当面の日本はオスプレイのメリットを有効活用する場がないということである。米軍の場合は、テロ撲滅という名分で世界各地で行動しているため、ヘリより迅速でかつ航続距離が長い機体が求められているが、日本の場合は、狭い日本国土と長いシーレーン防衛が主である。もちろんPKO派遣もあるが、オスプレイに全面的に依存する必要があるシナリオは今のところない。日本国土だけなら、尖閣を含み、今の空挺部隊装備だけでも十分やってゆける。

問題は、長いシーレーンであるが、近い将来においてこのシーレーンが危機に陥るとの兆候は薄い。ただし、中国が南シナ海を内海化し、西太平洋にしゃしゃり出ることを許す情勢になった場合は、話が違ってくる。日本は、万が一ではあろうが、そのための対抗手段の確保を用意せねばならない。この対抗手段として有効なのは、まず艦上に搭載できるF−35等の垂直離着戦闘機とオスプレイとなる。オスプレイのみでは、戦闘機に対抗できぬから、F−35の搭載が必須となる。これら機種の搭載艦は、「ひゅうが」型ではなく、現在建造中の24DDHとなる。2隻建造することになっている。

中国や周辺環境にもよるが、情勢が緊迫するならば、日本は日本国内の造船所をフル稼働して本格的な正規空母と上陸用強襲艦の建造に踏み切るものと考える。ま、一年もあれば、10隻程度は作れる。間に合わなければ、米空母「キティホーク」級を借り受けよう。問題は、艦載機であるが、緊急の場合はF−18改でもよい。日本は「心神」改の生産に全力投入するであろう。この「心神」改に加え、無人攻撃機の開発にも心血を集中しよう。また、高性能潜水艦も量産しよう。もし、日本が東シナ海や南シナ海に潜水艦を数十隻規模で配置したなら、中国全海軍はその軍港からは一隻も出られなくなる(苦笑)。

結論:オスプレイはもう少し実績を見た方がよい。別に急ぐことではない。それよりも、日本は「心神」改と相手基地破壊手段の実用化を急ぐべきであろう。
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