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命とは何か?「KAGEROU」。

投稿者: sintyou7 投稿日時: 2011/05/31 22:51 投稿番号: [187579 / 196466]
『HUKUSHIMA』――儚く不確かなもの。
廃墟と化した原発の建物の残骸。
「かげろう」のような己の人生を閉じようとする、絶望を抱えた人々。
そこに突如現れた不気味に冷笑する宇宙服の男。
命の十字路で東京電力は、ある契約を交わす。
肉体と魂を分かつものとは何か?   人を人たらしめているものは何か?
深い苦悩を抱え、東京電力はHUSKUSHIMAの場所へと向かう。
そこで、彼らは儚き「命」と出逢い、
かつて抱いたことのない愛することの切なさを知る。

哀切かつ峻烈な「命」の物語。それは、3月33日から始まった。

3月下旬、アメリカGE社のエンジニア達が、羽田空港に降り立った。その顔は緊張感でみなぎっていた。そこを政府、東電の幹部が迎えた。こちらにも緊張の面がみなぎっているのが明らかであった。

「アメリカならジンでアメリカ人。なんちゃって」

GEのエンジニア達の表情が苦痛にゆがむ。どうやら腹筋に激しい痛みが走ったやうだ。しばらく無言の沈黙の静かな静寂が辺りを支配した。その時間は当の本人達にとっては、プルトニウムの半減期よりも長く感じられた。

一人のエンジニアが固い沈黙を破った。「放射能はどれくらい漏れ出ているのか?」


「放射能吸いません、すいません」

余りにも的確な東電幹部の答えに、技術人達は絶句した。大変だ。途方も無い事が惹起された事が容易に想像なされあそばれた。これ以上は何を聞いても無駄である事は、バカでも明らかであった。

「バカボンはバカなボンボンなんかじゃないぞ」「そうなんですか」

政府と東電の幹部は目くばせで合図した。その隠れた意図は、GE幹部達には伝わっている筈がなかった。

ただ、KY首相でもある悪寒にも分かる筈もなかった。

悪寒の火病振りも大変なものであった。癇を抑える薬を飲み忘れた様子だ。
彼の怒りはそれこそごはんに箸を突きたてるほどのものだった。。。。。。
やはり彼には、脳移植をするしか助かる術は無かった。しかし、ドナーは誰が居るダローナー。


次に、悪寒にマスゴミ陣が押し掛けた。この度の放射脳問題で意見を求められるのは必死だった。

「ソーリーは、HUKUSHIMAのカイワレ大根を食べれるのでしょうか?」案の状、3K新聞が突っ込んできた。

「今日び犬も食わんぜそんなもの」「そんなことない、犬喜びだワンワン、ワンダフルってな」
哀瓦ず、ユーモアに乏しいやりとりが繰り広げられた後、

「避難民には何と言葉をかけるんですか?」と質問が飛んだ。

「命の火を灯せ、轟々と燃やせ。そうすれば今日があなたの命の日になる」「命の……日」
マスゴミ陣はこの言葉にたじろいだ。悪寒は実際に実行しそうで恐怖が怖いのである。
後は誰も質問にたつ人は居なかった。
悪寒は勝ち誇ったかの様に会見場を後にした。「決まった。俺ってかっこいいな」


続編は、次回以降

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