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流浪の民

投稿者: nihao_aq_jp 投稿日時: 2011/03/19 20:00 投稿番号: [187081 / 196466]
故郷を離れて遠くに行くことを中国では「背井離郷」と云う。
福島の原発(核電站)事故により、その地の住民は故郷から逃げ出さねばならなくなった。
流浪の民となったのである。

日本人は一般的に流浪の民となって異郷を彷徨(さまよ)うような経験がない。
だから、日本人の意識の中には今も昔も「異郷の地を逃げ回る」と云う覚悟がない。
突然、故郷の地から追い出されたら茫然自失となるのも宣(むべ)なるかな・・である。

中国人は違う。
中国人は日中戦争の時代、日本軍に追われ、人々は戦禍を逃れる為に群れをなして大陸奥地へ避難していった。
或いは、国共内戦の時、多くの人が故郷を離れ、人々は上海や広州の港から乗船し、追われるようにして台湾島へ逃げ込んだ。
アメリカや東南アジアなど国外に逃避した人も多い。

昔、台湾のお友達(中国人)から当時の逃避行の苦労話をいっぱい聞いているが、日本人にはなかなか実感のない経験だろう。
国内の親戚を頼る・・とか、国外の友人に助けを求める・・などは中国人にとっては当たり前のこと。
被災して困窮した場合、外部に救済を頼めるような親戚・友人がいなかったなら、その一家は孤立して自滅するしかないのだ。

その身一つは逃れられても、悲しいかな財産を持ち運ぶことはならず、家も土地も銀行預金も捨てて行かねばならないのだ。

故郷が壊滅状態となり、街が瓦礫(がれき)の山となった時、中国人は故郷を捨てて異郷に逃れるが、日本人はそれでも瓦礫の山の故郷に戻ろうとする。
昭和20年、1945年、敗戦の年、日本の山河はボロボロ、ズタズタであったが、その復興は早かった。日本人は故郷に執着するから復興も早いのである。

つまり、流浪の民となった時、中国人は精神的にタフなのである。
日本人は、故郷を追われたら茫然となって気力を失う。
たとえ銀行に一億円の資産があっても、流浪生活になった場合、銀行カードでは僅か10万円しかおろせない。
外国には資産を置いてないから、このまま国外に避難したら、それこそ無一文で乞食になるだけ。
お国の銀行を信じるのは立派だが・・
危急存亡の時、中国人に比べて、その意識はあまりにも脆弱である。

忘れてはならない。タフでなければ生き残れない。
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