Re: 教えてください>経済に詳しい方
投稿者: riseidekanngaeru 投稿日時: 2011/03/02 01:24 投稿番号: [186899 / 196466]
特に経済に詳しいわけではありませんが、知識の範囲で。
>オイルショックのようなことがその他の地下資源や農産物で絶対に起こらない保障はないと思います。
今後も二次産業、三次産業の重要性は、増しこそすれ、減ることはないと思います。
たとえばエネルギー資源ですが、GDPあたりのエネルギー効率は、日本を1とすればロシアは18,中国は9程度です。(参照 エネルギー効率の国際比較 http://www.kantei.go.jp/jp/singi/tikyuu/kaisai/dai08/08katumata-3.pdf)
これは、日本がロシアの18倍のエネルギー資源を持っているのと同じことであり、ひとえに技術力、すなわち2次産業の力です。同じことは、金属などの地下資源にも言えます。
また、農業ですが、地球の食糧供給力はまだまだ余裕があります。むろん、無限ではありませんが、現在世界に10億ほどの飢餓人口が居るのは、主として供給の偏りによるものです。飢餓で死ぬ人間が居る一方、肥満に苦しむアメリカのような国があります。また、人間が食べられる穀物をバイオ燃料に転用したり、肉の生産のために牛や豚に食べさせています。
また、貯蔵技術が未発達の地域では、せっかく生産した食料を腐らせたり、また輸送インフラがなければ、生産地から需要地に運ぶことができません。たとえば、あの中国の大躍進時代、数千万の餓死者を出した中国でも、一部の地域では保存ができず、また輸送できない作物が腐っていたという事実もあるようです。
これらを解決するのも、二次産業と、三次産業であり、一次産業が真価を発揮するには、二次、三次産業の発達が不可欠です。
食糧自給率の低い日本が飽食と肥満を問題にしているのは、直接間接的に工業力の故だと考えられます。
>また、お金を出しさえすれば、世界中から食料を輸入できる時代は終わりつつあるのかもしれないと思います。
おそらくその懸念は、一部の途上国以外では無いでしょう。
>つまり、これからの世界は金融と第一次産業の時代であって、工業製品の重要性は今までに比べれば低くなるのではないでしょうか?
>(雇用の問題はありますけど。。)
それはないでしょうね。理由は上記に述べたとおり。二次産業が衰退すれば、一次産業も必然的に衰退せざるを得ません。極端な話、昔は狩りで動物の肉を手に入れていたけれど、今では工業力の発達の結果、誰もが肉を食べられるし、魚も食べられるし、野菜も食べられます。途上国でも農業はできるのです。でも人力に頼る規模以上に食料生産を高められないのが、飢餓人口増大のゆえんです。
>そして、今後の世界経済はどのような方向に進むのでしょうか?
一次から三次までバランスよく発展しながら、パイを大きくしてゆければ世界経済は発展し続けるでしょうが、現実には発展度合いなどが地域によりゆがみが拡大し、それが世界情勢の不安定を生むと思います。中国が内部ひずみに対応できなければ(そしてその可能性は限りなく大きいですが)、ある日突然暴発すると思われるのは、そのためと考えています。
>経済に詳しい方がいらっしゃるようなので、ご教授いただけると嬉しいです。
ええ、私のことではないことは重々承知しております。おそらく彼のことでしょうが、まあ興味がありましたので、失礼を顧みず、書いてしまいました。あ、彼の高説にはあえて論評は加えません。
>オイルショックのようなことがその他の地下資源や農産物で絶対に起こらない保障はないと思います。
今後も二次産業、三次産業の重要性は、増しこそすれ、減ることはないと思います。
たとえばエネルギー資源ですが、GDPあたりのエネルギー効率は、日本を1とすればロシアは18,中国は9程度です。(参照 エネルギー効率の国際比較 http://www.kantei.go.jp/jp/singi/tikyuu/kaisai/dai08/08katumata-3.pdf)
これは、日本がロシアの18倍のエネルギー資源を持っているのと同じことであり、ひとえに技術力、すなわち2次産業の力です。同じことは、金属などの地下資源にも言えます。
また、農業ですが、地球の食糧供給力はまだまだ余裕があります。むろん、無限ではありませんが、現在世界に10億ほどの飢餓人口が居るのは、主として供給の偏りによるものです。飢餓で死ぬ人間が居る一方、肥満に苦しむアメリカのような国があります。また、人間が食べられる穀物をバイオ燃料に転用したり、肉の生産のために牛や豚に食べさせています。
また、貯蔵技術が未発達の地域では、せっかく生産した食料を腐らせたり、また輸送インフラがなければ、生産地から需要地に運ぶことができません。たとえば、あの中国の大躍進時代、数千万の餓死者を出した中国でも、一部の地域では保存ができず、また輸送できない作物が腐っていたという事実もあるようです。
これらを解決するのも、二次産業と、三次産業であり、一次産業が真価を発揮するには、二次、三次産業の発達が不可欠です。
食糧自給率の低い日本が飽食と肥満を問題にしているのは、直接間接的に工業力の故だと考えられます。
>また、お金を出しさえすれば、世界中から食料を輸入できる時代は終わりつつあるのかもしれないと思います。
おそらくその懸念は、一部の途上国以外では無いでしょう。
>つまり、これからの世界は金融と第一次産業の時代であって、工業製品の重要性は今までに比べれば低くなるのではないでしょうか?
>(雇用の問題はありますけど。。)
それはないでしょうね。理由は上記に述べたとおり。二次産業が衰退すれば、一次産業も必然的に衰退せざるを得ません。極端な話、昔は狩りで動物の肉を手に入れていたけれど、今では工業力の発達の結果、誰もが肉を食べられるし、魚も食べられるし、野菜も食べられます。途上国でも農業はできるのです。でも人力に頼る規模以上に食料生産を高められないのが、飢餓人口増大のゆえんです。
>そして、今後の世界経済はどのような方向に進むのでしょうか?
一次から三次までバランスよく発展しながら、パイを大きくしてゆければ世界経済は発展し続けるでしょうが、現実には発展度合いなどが地域によりゆがみが拡大し、それが世界情勢の不安定を生むと思います。中国が内部ひずみに対応できなければ(そしてその可能性は限りなく大きいですが)、ある日突然暴発すると思われるのは、そのためと考えています。
>経済に詳しい方がいらっしゃるようなので、ご教授いただけると嬉しいです。
ええ、私のことではないことは重々承知しております。おそらく彼のことでしょうが、まあ興味がありましたので、失礼を顧みず、書いてしまいました。あ、彼の高説にはあえて論評は加えません。
これは メッセージ 186898 (soutennohoshi さん)への返信です.
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