年越しの記憶 / 「支那豚の楽園」より
投稿者: yume_sarasa1211 投稿日時: 2011/01/05 03:37 投稿番号: [185836 / 196466]
年越しの記憶
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ブログ「支那豚の楽園」より
ここ数年の新年、殆ど日本で過ごしていた。
日本の新年と言えば、除夜の鐘、神社への初参拝、お餅など、
とても穏やかな気分を感じていた。
シナ人にとって、新年とは、西暦の元旦ではなく、旧暦の新年である。
旧正月はシナ人の一年中で一番重要な祝日である。
その時、普段、外で離れ離れの家族が集まって、一家団々、盛り沢山の料理
を食べたり、お酒を飲んだり、お話をしたり、賑やかな気分である。
子供の頃の私が、もっとも好きだった時期は、
やはり春節、つまり旧正月のことだ。
子供頃の記憶では、大人達は春節の一、二か月前から、
年越し料理の準備を始めていた。
除夜の「団年飯」と、正月の料理は、昔のシナの子供にとって
一年中で一番美味しい料理である。
私の故郷での年越し料理で欠かせないものは中華風ソーセージ 、
中華ベーコン、魚、鶏、肉等、また、子供が好きな「麻花」等の揚げ物や、
落花生、向日葵の種、西瓜の種などのスナックも毎年の正月前に必ず用意する。
除夜の「団年飯」の前に、爆竹に火をつけるのはお父さんの役目。
その時、子供の私と弟は巨大な爆竹音をいつも怖がって、耳をしっかりと覆い、
お祖母ちゃん、お母さんの後ろで隠れている。
除夜の夜、子供は一年で唯一早寝しなくてもいい、徹夜で遊ぶことができる日。
新年の0時になったら、殆どの家の子供は外に出て、
あらかじめ用意した爆竹、花火を付ける。
大きな爆竹の音と綺麗な花火は夜空を飾り、とても美しい風景である。
大人はいつも通り家でシナの中央テレビ局(CCTV)の
「春節聯歓晩会」を見る人が多い。
正月は、日本と同じで、子供達は大人からお年玉をもらえる。
八十年代の頃、シナ人一人つきの平均月収は100元位、それでも、
お年玉の額は20元〜10元ぐらい、要するに大人の月収の五分一から十分一、
少なくとも大人は子供に五元の人民元を渡す。
家の親戚が多い子供は、お正月に2百元、3百元ももらえたそうだ。
しかし、子供のお年玉だと言っても、結局、家の両親に学費の積立金として
没収されてしまう子供が殆ど。
それでも子供は大人から少し自由に使えるお金をもらえる。
美味しい料理を食べたり、思い切り遊んだり、
子供にとって、これより楽しいことは何もないはず。
つづく
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