Re: 5中総会
投稿者: keijiban1234 投稿日時: 2010/11/01 22:01 投稿番号: [185005 / 196466]
宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成22年(2010)10月30日(土曜日)
通巻3119号
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温家宝首相への突き上げ、かなり深刻な様相。人民日報が三回連続で批判
日本との首脳会談拒否は保守派、左翼連合vs改革派との壮絶な闘争渦中
**********************************
人民日報が三回連続で「政治改革」を推進する温家宝首相を、名指しはしないが批判している。
毛沢東主義の復活などと、アナクロなことを中国国内で共産党の特権から落ちこぼれた理論左翼が獅子吼しているのは拝金主義で革命の歌を忘れた主流派、とくに市場経済を崇拝するかのような改革路線をひた走る温家宝首相への非難が目的である。
これは中南海の奥の院で熾烈につづく権力闘争、次期首相には李克強副首相を胡錦濤と温家宝とで推薦する段取りだったが、その取引に習近平の軍事委員会副主席入りを渋々承認したとみられた矢先、つぎの首相争いは李克強にくわえて王岐山と薄き来が勢いよく参入してきた。
この列に広東省書記の王洋もなんとか離脱せずくっついてはいるが、薄との実力の差は明瞭となった。
つまり団派(共産主義青年団)は劣勢に転じ、太子党は、勢力バランスの変化をみている。
野心家の薄き来(重慶書記)が首都復活をかけて、捲土重来を期す武器は毛沢東主義復活を訴える左派、とくに新左派と呼ばれる、超党派グループとの連携である。だから彼は重慶に中国最大の毛沢東像を建立したのだ。
温家宝は、こうした左派グループの突き上げに遭遇し、いま日中首脳会談どころではないのである。会ってしまえば菅直人に強硬ポーズをとらざるを得ず、会わない方が、保守派にもいい顔が出来るという計算が作用している。
日中首脳会談を中国が拒否というニュース、裏側を読むと、日本にとってマイナスではないだろう。
http://www.melma.com/backnumber_45206_5009676/
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平成22年(2010)10月25日(月曜日)貳
通巻3112号
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ガイトナー米財務長官と王岐山副首相とは何を内密に話し合ったのか
G20の帰路、突如ガイトナーは中国へ向かって密談
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G20会議を終えてガイトナー米財務長官は韓国からの帰路、とつじょ南下して山東省青島の飛行場へ飛んだ。10月14日の日曜日。日本の大臣と日銀総裁はまっすぐ帰った。
青島空港でガイトナーを待ち受けていたのは王岐山(副首相)だった。
各紙がこの「米中密談」の憶測を流しているが、台北タイムズは「人民元の切り上げ問題が深刻」と分析した(10月15日付け)。
11月2日の米国中間選挙は真ん前。オバマ与党惨敗は確定的だが、「人民元をすこしでも劇的に切り上げて呉れたら、オバマ政権に貸しができるじゃないか」とでも?
注目すべきは、王岐山である。
次期首相最有力の李克強はどうしたの? すでに消息筋では李克強の首相就任は難しく、リリーフに王岐山説が浮上していることは小誌でも紹介したが、この男、いったい何者か。
王岐山も太子党、桃依林元副首相の女婿。しかし経済に明るく、過去数年とくにガイトナーとなってからは、毎回訪中のつど、中国の財務大臣、中央銀行総裁をさしおいて、出てくるのは王副首相である。
ヒラリー訪中のときも、外相をさしおいて、王岐山がでてくる。
かれは政治局員だから、現在のヒエラルキーでトップ25のなかに入る。
もっぱら金融畑を歩き、人民銀行副行長、中国建設銀行行長から広東省副省長、海南省党書記を歴任。
王は「消防士」の渾名をもつほど危機管理能力があり、2003年のSARS騒ぎのおり、北京市長辞任を受けて、世界的パンでミックの処理をこなし、北京市長のリリーフ。
このとき、政治家としておおいに認められる。それまでは金融専門家、エコノミストとしてしか評価されていなかった。北京五輪準備の土壇場でも、責任者として対応、上海万博の準備がおくれたときもリリーフとして陣頭指揮した。
つまり中国金融政策のエースである。
だからガイトナーは青島までとんで、密談を重ねた。
http://www.melma.com/backnumber_45206_5004442/
平成22年(2010)10月30日(土曜日)
通巻3119号
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温家宝首相への突き上げ、かなり深刻な様相。人民日報が三回連続で批判
日本との首脳会談拒否は保守派、左翼連合vs改革派との壮絶な闘争渦中
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人民日報が三回連続で「政治改革」を推進する温家宝首相を、名指しはしないが批判している。
毛沢東主義の復活などと、アナクロなことを中国国内で共産党の特権から落ちこぼれた理論左翼が獅子吼しているのは拝金主義で革命の歌を忘れた主流派、とくに市場経済を崇拝するかのような改革路線をひた走る温家宝首相への非難が目的である。
これは中南海の奥の院で熾烈につづく権力闘争、次期首相には李克強副首相を胡錦濤と温家宝とで推薦する段取りだったが、その取引に習近平の軍事委員会副主席入りを渋々承認したとみられた矢先、つぎの首相争いは李克強にくわえて王岐山と薄き来が勢いよく参入してきた。
この列に広東省書記の王洋もなんとか離脱せずくっついてはいるが、薄との実力の差は明瞭となった。
つまり団派(共産主義青年団)は劣勢に転じ、太子党は、勢力バランスの変化をみている。
野心家の薄き来(重慶書記)が首都復活をかけて、捲土重来を期す武器は毛沢東主義復活を訴える左派、とくに新左派と呼ばれる、超党派グループとの連携である。だから彼は重慶に中国最大の毛沢東像を建立したのだ。
温家宝は、こうした左派グループの突き上げに遭遇し、いま日中首脳会談どころではないのである。会ってしまえば菅直人に強硬ポーズをとらざるを得ず、会わない方が、保守派にもいい顔が出来るという計算が作用している。
日中首脳会談を中国が拒否というニュース、裏側を読むと、日本にとってマイナスではないだろう。
http://www.melma.com/backnumber_45206_5009676/
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平成22年(2010)10月25日(月曜日)貳
通巻3112号
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ガイトナー米財務長官と王岐山副首相とは何を内密に話し合ったのか
G20の帰路、突如ガイトナーは中国へ向かって密談
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G20会議を終えてガイトナー米財務長官は韓国からの帰路、とつじょ南下して山東省青島の飛行場へ飛んだ。10月14日の日曜日。日本の大臣と日銀総裁はまっすぐ帰った。
青島空港でガイトナーを待ち受けていたのは王岐山(副首相)だった。
各紙がこの「米中密談」の憶測を流しているが、台北タイムズは「人民元の切り上げ問題が深刻」と分析した(10月15日付け)。
11月2日の米国中間選挙は真ん前。オバマ与党惨敗は確定的だが、「人民元をすこしでも劇的に切り上げて呉れたら、オバマ政権に貸しができるじゃないか」とでも?
注目すべきは、王岐山である。
次期首相最有力の李克強はどうしたの? すでに消息筋では李克強の首相就任は難しく、リリーフに王岐山説が浮上していることは小誌でも紹介したが、この男、いったい何者か。
王岐山も太子党、桃依林元副首相の女婿。しかし経済に明るく、過去数年とくにガイトナーとなってからは、毎回訪中のつど、中国の財務大臣、中央銀行総裁をさしおいて、出てくるのは王副首相である。
ヒラリー訪中のときも、外相をさしおいて、王岐山がでてくる。
かれは政治局員だから、現在のヒエラルキーでトップ25のなかに入る。
もっぱら金融畑を歩き、人民銀行副行長、中国建設銀行行長から広東省副省長、海南省党書記を歴任。
王は「消防士」の渾名をもつほど危機管理能力があり、2003年のSARS騒ぎのおり、北京市長辞任を受けて、世界的パンでミックの処理をこなし、北京市長のリリーフ。
このとき、政治家としておおいに認められる。それまでは金融専門家、エコノミストとしてしか評価されていなかった。北京五輪準備の土壇場でも、責任者として対応、上海万博の準備がおくれたときもリリーフとして陣頭指揮した。
つまり中国金融政策のエースである。
だからガイトナーは青島までとんで、密談を重ねた。
http://www.melma.com/backnumber_45206_5004442/
これは メッセージ 184793 (keijiban1234 さん)への返信です.
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