未覚池塘春草夢・・・
投稿者: nihao_aq_jp 投稿日時: 2010/06/12 03:03 投稿番号: [182738 / 196466]
日本の強さとは何なのか?
私が思うに、それは歴史的体験。
日本は百年前、20世紀の初頭に世界の一等国と肩を並べ、当時の国民はそれを誇らしく感じた。
やがて5大強国としてアジアに君臨し、軍事大国となって世界の列強と肩を並べ、当時の国民はそれを誇らしく感じた。
やがて日本は経済が発展し、世界第2位の経済大国となって繁栄を極めたのだが、当時の国民はそれを誇らしく感じていた。
今の中国人も、そこまでは実感できる。
今や中国は世界の強国であり、軍事大国であり、経済大国であり、中国人は、多分、誰もがそれを誇らしく思っていることだろう。
だが、そこまでである。
1等国のその後の終末はどうなるのか?
軍事大国のその後の末路はどんなものか?
経済大国の夢のあと、繁栄が終息したその後の姿はどんなものか?
中国人はその後の将来については知らないし、考えることもなく、「未覚(いまださめず)池塘春草夢」の境地にある。
日本人は歴史的にその後を体験し、その後を知っている点において中国より数十年先を進んでいるのである。
喩えて言うなら、経験している老人が、夢みる若者の破天荒を危ぶむ姿・・と云うようなものか。
自尊心・誇りを誇示する満足感、武力・パワーを顕示する快感、経済力・繁栄を享受する喜び・・だが、それは永久のものではありえない。
賢くなければ明日にも消え去るのであり、頂点を過ぎれば没落の路が始まるのだ。
日本は少なくともその多くを体験しており、それがまた日本の強さであろう。
ソビエト連邦は何故に崩壊したか?
その巨大さを自ら支えることができなくなって崩れた。
バブル経済が破裂する以前の日本企業は、その規模の強大を誇り、店舗の数を競い、売り上げを競い、シェア(市場占有率)を争い、日々に競争して闘っていた。
今にして思えば、如何にも古めかしい。
それは発展・膨張の思考であり、旧態依然の経済システムであった。
発展膨張の思考。これは日本がすでに経験し、日本では時代遅れになっている。
今の中国人は、日本人に言わせれば数十年前の旧態依然の思考で動いている。
今の中国は、日本が発展していた数十年前の姿なのだから旧態依然であるのは、もちろん正しいのであるが、そんな時代もやがて終焉の時を迎えることだろう。
このことが理解できる中国人は数少ない。
膨張のその先、どうなるか?
中国人がその問題を考えているなら、それはすごい。だが、多分、いないだろう。
「東アジア共同体」構想は、その先を考える人の問題なのである。
政治も経済もシステム(構造)を転換しなければ機能しなくなる時代。
欧州ではすでに実現してEUができている。
ソビエト連邦は瓦解して、周辺諸国は独立し、ロシア共和国は適正な国家規模となって生き残った。
バブル経済の時代、規模を拡大した企業は、今や不採算の事業・店舗を切り捨て、規模を縮小しながら利益を上げている。
今の中国人が夢を見るのは仕方ないかも知れないが、
1等国(大国)になったら国民は本当に幸せか?
軍事大国になったら、国民は幸せか?
経済大国になったら、あなたは幸せなのか?
すでに体験した日本人は自問自答しているが、体験途上の中国人は多分、誰も考えたことがないだろう。
「未覚池塘春草夢」
まあ、急ぐことはない。やがて解ることだ。
私が思うに、それは歴史的体験。
日本は百年前、20世紀の初頭に世界の一等国と肩を並べ、当時の国民はそれを誇らしく感じた。
やがて5大強国としてアジアに君臨し、軍事大国となって世界の列強と肩を並べ、当時の国民はそれを誇らしく感じた。
やがて日本は経済が発展し、世界第2位の経済大国となって繁栄を極めたのだが、当時の国民はそれを誇らしく感じていた。
今の中国人も、そこまでは実感できる。
今や中国は世界の強国であり、軍事大国であり、経済大国であり、中国人は、多分、誰もがそれを誇らしく思っていることだろう。
だが、そこまでである。
1等国のその後の終末はどうなるのか?
軍事大国のその後の末路はどんなものか?
経済大国の夢のあと、繁栄が終息したその後の姿はどんなものか?
中国人はその後の将来については知らないし、考えることもなく、「未覚(いまださめず)池塘春草夢」の境地にある。
日本人は歴史的にその後を体験し、その後を知っている点において中国より数十年先を進んでいるのである。
喩えて言うなら、経験している老人が、夢みる若者の破天荒を危ぶむ姿・・と云うようなものか。
自尊心・誇りを誇示する満足感、武力・パワーを顕示する快感、経済力・繁栄を享受する喜び・・だが、それは永久のものではありえない。
賢くなければ明日にも消え去るのであり、頂点を過ぎれば没落の路が始まるのだ。
日本は少なくともその多くを体験しており、それがまた日本の強さであろう。
ソビエト連邦は何故に崩壊したか?
その巨大さを自ら支えることができなくなって崩れた。
バブル経済が破裂する以前の日本企業は、その規模の強大を誇り、店舗の数を競い、売り上げを競い、シェア(市場占有率)を争い、日々に競争して闘っていた。
今にして思えば、如何にも古めかしい。
それは発展・膨張の思考であり、旧態依然の経済システムであった。
発展膨張の思考。これは日本がすでに経験し、日本では時代遅れになっている。
今の中国人は、日本人に言わせれば数十年前の旧態依然の思考で動いている。
今の中国は、日本が発展していた数十年前の姿なのだから旧態依然であるのは、もちろん正しいのであるが、そんな時代もやがて終焉の時を迎えることだろう。
このことが理解できる中国人は数少ない。
膨張のその先、どうなるか?
中国人がその問題を考えているなら、それはすごい。だが、多分、いないだろう。
「東アジア共同体」構想は、その先を考える人の問題なのである。
政治も経済もシステム(構造)を転換しなければ機能しなくなる時代。
欧州ではすでに実現してEUができている。
ソビエト連邦は瓦解して、周辺諸国は独立し、ロシア共和国は適正な国家規模となって生き残った。
バブル経済の時代、規模を拡大した企業は、今や不採算の事業・店舗を切り捨て、規模を縮小しながら利益を上げている。
今の中国人が夢を見るのは仕方ないかも知れないが、
1等国(大国)になったら国民は本当に幸せか?
軍事大国になったら、国民は幸せか?
経済大国になったら、あなたは幸せなのか?
すでに体験した日本人は自問自答しているが、体験途上の中国人は多分、誰も考えたことがないだろう。
「未覚池塘春草夢」
まあ、急ぐことはない。やがて解ることだ。
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