日中関係

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事実只不過是事実・・・

投稿者: nihao_aq_jp 投稿日時: 2010/05/13 00:02 投稿番号: [181865 / 196466]
中国人は概して事実の追及に執着する。
中国人の場合、学問も研究も、そのゴール(最終目的)は事実の究明であるようだ。
事実が確証されるとなると、「這就是鉄的事実、再也没有可疑之処」
(これこそが紛れもない事実で、疑いようがない・・)と言って勝ち誇った表情になる。
「鉄的・・」とは鉄みたいに硬い・・と云う意味であり、当時、中国語のその表現に驚き、甚だ恐れ入った経験がある。

日本は、やはり中国とは違う。全然違う。
日本人なら、私もそうだが、事実の如何は大した問題でない。
日本人にとって何より重要なのは、「事実の究明」ではなく「事実の解釈」である。
中国の学者さんにとって「事実の究明」は研究の本分なんだろうが、「事実の解釈」は、多分、研究対象でないかも知れない。
解釈はあくまで共産党のお仕事であって、それは最初から決まっている。
共産党の解釈を裏付ける為に事実を究明する・・それが中国の学者先生の使命なのだろう。

と或る事実が明確なったとして、中国ではその「事実」が到達点だが、日本でそれは出発点でしかない。
日本ではその事実についての解釈が華々しく展開される。
学者の本分は此処にあり。
そして事実の解釈は、それこそ異論反論多種多様であり、学者の数だけ解釈が出てくる。

日本の学者が揃って一致した見解を示すのは、事実上不可能であり、無理にでも結論を迫るなら必ずや「玉虫色」の見解しか出てこない。
この点、中国とは明確に違っている。

中国なら、事実の解釈がなく、解釈は共産党の見解で決まっているのだから解釈もまた疑う余地がない。
日本は解釈が多様で、玉虫色だから、中国人から見れば事実そのものを否定しているようにも映る。
coba氏がいらいらする所以もここにある。

「玉虫」の羽の色は、見る角度によって緑でもあり、黄金色でもあり、赤にも青にも瞬時にして変化(へんげ)する。
色があるのは確かだが、何の色だか?・・色を決めるのは不可能である。
解釈を重視する日本人が結論を出す場合、往々にして「玉虫色」の見解となり、それは人により、立場により、それぞれ都合よく解釈されるのだ。

事実の有無を重視する中国人には理解できない世界であり、中国人は常に明確な1本の見解を求めてくる。解釈の多様性などは死んでも認めない。
中国人から見れば、日本人の紛らわしい「玉虫色」などはとんでもない代物(しろもの)で、不誠実の証拠としか映らないだろう。

私が中国語を習い始めたころ、
「〜〜只不過是〜〜」(〜はただ〜に過ぎない)と云うフレーズを習った。

「事実只不過是事実」(事実はただの事実に過ぎない)と云う例文を覚え、以来、この一言を40年ぐらい重宝(ちょうほう)して使っている。
中国人と討論する場合、この一言を10回ぐらいは投げかける。
中国人は事実を無視(否定ではない)されるとショックのようで必ず困惑の表情になる。

ひっひっひっ・・オレの勝ち、日本の勝ち・・「いっぽ〜ん・・」だね
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