南の島が危ない 陸自配備の兆しなし(1)
投稿者: keijiban1234 投稿日時: 2010/03/15 22:00 投稿番号: [180461 / 196466]
『南の島が危ない
陸自配備の兆しなし』
2010年3月15日7時56分配信 産経新聞
沖縄本島の南「国境の島」の守りが危険にさらされている。自民党政権で、浜田靖一防衛相(当時)が打ち出した、日本最西端の沖縄県・与那国島への陸上自衛隊の部隊配置を現実のものにしようと、北沢俊美防衛相と会談した地元首長ら。北沢氏は「陸自に検討を指示している」と語ったものの、防衛力整備の基本となる新防衛大綱への盛り込みや、具体化への道筋は示さなかった。「国防の空白」は是正されるのか−。中国の軍備増強が進むなか、地元には、いらだちと不安だけが広がっている。
■「われわれは見捨てられてしまうのか」
今年1月12日、防衛省に北沢防衛相を内々に訪ねたのは、与那国島の外間守吉(ほかま・しゅきち)与那国町長と与那国町議で同防衛協会副会長の糸数健一さんたちだった。
人口減に歯止めをかけ、島振興の切り札とするため、陸上自衛隊を誘致する署名を集め、町議会で決議をまとめたのが糸数さんら防衛協会のメンバーだった。昨年7月には来島した当時の浜田靖一防衛相から「部隊配置を検討する」発言を引き出した。
だが、政権交代に伴い、後任の北沢防衛相は「早急に整備する必要があるのか。いたずらに近隣諸国に懸念を抱かせるのはどうか」と述べた。衝撃を受けた地元は、真意を確かめようと足を運んだのだった。
防衛相はこう説明した。「陸自に部隊配置検討を指示している」「与那国島に行かなくてはならない」。糸数さんは防衛相の意欲を感じた。そのとき、町長が「新防衛大綱に自衛隊配備は具体的に盛り込まれるのか」と尋ねた。防衛相は「大臣の私でも軽々にいえない」と言葉を濁した。
それから2カ月たった今も、自衛隊配備問題は進展の兆しをみせていない。米軍普天間飛行場移設問題に追われているためかと思いながらも、糸数さんは「われわれは見捨てられてしまうのか」と慨嘆する。
≪緑の“虎の子”施設≫
沖縄本島から台湾まで、与那国島や宮古島を含め約600キロ(東京−広島間に相当)にまたがる先島諸島の戦略的価値は高まる一方だ。国境の向こう側には軍事力を強大化する中国がいる。台湾もすぐそこだ。
この先島諸島に配備されている自衛隊は、宮古島における航空自衛隊のレーダーサイトだけである。
この基地内に2月下旬、防衛省のある施設が完成した。周囲の緑に溶け込んでいる奇妙な建物3棟がそれである。
ベールに包まれているが、正体は情報本部の電波傍受施設である。中国軍の動向に耳をそばだて、情報面での日本の存在を際立たせる「虎の子」である。
宮古島に隣接する下地島には3千メートルの滑走路を擁する下地島空港がある。米国のシンクタンク、ランド研究所が以前、中国の台湾に対する軍事行動に備えるため、米空軍の作戦拠点に活用したいと提案したように、この空港の戦略性はきわめて高い。
だが、こうした重要施設を守る要員は、空自基地内のわずかな警備隊員や警察力を除き、存在していない。不測の事態があれば、沖縄本島に駐留する陸自部隊がヘリなどで約300キロの海を越えて緊急展開するというが、即応体制は十分とはいい難い。
(2)に続く。。。
2010年3月15日7時56分配信 産経新聞
沖縄本島の南「国境の島」の守りが危険にさらされている。自民党政権で、浜田靖一防衛相(当時)が打ち出した、日本最西端の沖縄県・与那国島への陸上自衛隊の部隊配置を現実のものにしようと、北沢俊美防衛相と会談した地元首長ら。北沢氏は「陸自に検討を指示している」と語ったものの、防衛力整備の基本となる新防衛大綱への盛り込みや、具体化への道筋は示さなかった。「国防の空白」は是正されるのか−。中国の軍備増強が進むなか、地元には、いらだちと不安だけが広がっている。
■「われわれは見捨てられてしまうのか」
今年1月12日、防衛省に北沢防衛相を内々に訪ねたのは、与那国島の外間守吉(ほかま・しゅきち)与那国町長と与那国町議で同防衛協会副会長の糸数健一さんたちだった。
人口減に歯止めをかけ、島振興の切り札とするため、陸上自衛隊を誘致する署名を集め、町議会で決議をまとめたのが糸数さんら防衛協会のメンバーだった。昨年7月には来島した当時の浜田靖一防衛相から「部隊配置を検討する」発言を引き出した。
だが、政権交代に伴い、後任の北沢防衛相は「早急に整備する必要があるのか。いたずらに近隣諸国に懸念を抱かせるのはどうか」と述べた。衝撃を受けた地元は、真意を確かめようと足を運んだのだった。
防衛相はこう説明した。「陸自に部隊配置検討を指示している」「与那国島に行かなくてはならない」。糸数さんは防衛相の意欲を感じた。そのとき、町長が「新防衛大綱に自衛隊配備は具体的に盛り込まれるのか」と尋ねた。防衛相は「大臣の私でも軽々にいえない」と言葉を濁した。
それから2カ月たった今も、自衛隊配備問題は進展の兆しをみせていない。米軍普天間飛行場移設問題に追われているためかと思いながらも、糸数さんは「われわれは見捨てられてしまうのか」と慨嘆する。
≪緑の“虎の子”施設≫
沖縄本島から台湾まで、与那国島や宮古島を含め約600キロ(東京−広島間に相当)にまたがる先島諸島の戦略的価値は高まる一方だ。国境の向こう側には軍事力を強大化する中国がいる。台湾もすぐそこだ。
この先島諸島に配備されている自衛隊は、宮古島における航空自衛隊のレーダーサイトだけである。
この基地内に2月下旬、防衛省のある施設が完成した。周囲の緑に溶け込んでいる奇妙な建物3棟がそれである。
ベールに包まれているが、正体は情報本部の電波傍受施設である。中国軍の動向に耳をそばだて、情報面での日本の存在を際立たせる「虎の子」である。
宮古島に隣接する下地島には3千メートルの滑走路を擁する下地島空港がある。米国のシンクタンク、ランド研究所が以前、中国の台湾に対する軍事行動に備えるため、米空軍の作戦拠点に活用したいと提案したように、この空港の戦略性はきわめて高い。
だが、こうした重要施設を守る要員は、空自基地内のわずかな警備隊員や警察力を除き、存在していない。不測の事態があれば、沖縄本島に駐留する陸自部隊がヘリなどで約300キロの海を越えて緊急展開するというが、即応体制は十分とはいい難い。
(2)に続く。。。
これは メッセージ 178907 (keijiban1234 さん)への返信です.
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