日中関係

Yahoo! Japan 掲示板トピックビューアー

[ << 最初のページ | < 前のページ | メッセージリスト | 掲示板表示 | [ メッセージ # ] | 次のページ > | 最後のページ >> ]

 【一芸に秀でる】

投稿者: cnn73jp 投稿日時: 2008/09/01 23:17 投稿番号: [170821 / 196466]
           【一芸に秀でる】

  長い夏休みがあっという間に終わりました。私はこの夏は1日も遊ばずに仕事または勉強をしていました。
  私の影響を受けたのかどうか知らないけれど、私の子供が「大学は中国語科を受験したい」と言い出したので、この夏は各大学のオープンキャンパスめぐりをし、訪問客の対応に当たっていた各大学の中国語学科の教授たちと話をする機会がありました。教授たちの中には昔、中国語学校で私に中国語を教えてくれた人や、昔、台湾や中国へ留学中に現地で知り合った人もいました。

  大学教授になる条件は博士課程修了、または博士号を持つ、または「それと同等以上のの学力を有すること」となっていて、大学院を修了することが唯一の絶対条件ではありません。教授たちの大部分は大学院修了ですが、中には実力で這い上がった人もいます。

  ある先生の経歴は二流私立大学(あえてそう言いたい)を2年で中退。その後、中国の貨物船に乗り込み乗船通訳の経験を積み、さらに中国語学校講師、自営の通訳を長年経験。その間に中国語に関する本を6冊書き、その経験と中国語の実力を買われ、今では大学教授。確かにその先生の中国語能力は抜群で、誰も敵いません。私も敵いません。大学側としては中国語をろくに話せない学生を毎年卒業させ続けるだけのような状態には満足できず、学生に通訳の資格を取らせることを目標に掲げることになり、その「もと2流私立大学中退」の通訳が抜擢されたとのことです。

  もう一人の先生は一流大学夜間部卒で大学院には進学しませんでした。中国で日本語教師を数年勤め、また中国に関する分厚い研究書を執筆しました。その分厚い本は論文博士を申請するための博士論文とするに値するほどの高度に専門的な研究書で、それが評価されて今では母校である一流大学の教授。その先生も私も、かつては洗いざらしの紺色の「人民服」(中山服)を着て現地で生活していました。洗いざらしで紺色が抜けかかっているくらいのほうがむしろ都合いい。当時は真新しい人民服を着るのは結婚式の時くらいなもので、日常生活で真新しいのを着るとかえって目立ってしまいますので。

  大学中国語学科を卒業してもあまり中国語をできない学生はいます。中国文学科や東洋哲学科の学生ならなおさらのこと。たとえ中国語を履修した学生でも中国語をあまり話せない傾向にあります。中国古典文学作品を、高校生みたいにあくまでも訓読方式で読むだけ。学歴と実力とは必ずしも相関関係にはありません。「没出息」。そういう意味では大学が教員を採用する際の「同等以上の学力を有すること」という基準は妥当でしょう。

大切なのは一芸に秀でるということ。
[ << 最初のページ | < 前のページ | メッセージリスト | 掲示板表示 | [ メッセージ # ] | 次のページ > | 最後のページ >> ]

Yahoo! Japan 掲示板 アーカイヴ

[検索ページ] (中東) (東亜) (捕鯨 / 捕鯨詳細)